今や携帯電話は必需品の一つとなり、ないと不便というより、むしろ“携帯ありき”の世の中の仕組みになりつつありますよね。そんな中「子どもにいつから携帯電話を持たせるべきか」という話は、家庭内で必ず出てくるのではないでしょうか。今回は、“ママ”で構成されたCo-sodateメンバーに「わが子の携帯電話事情」について聞いてみました。
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小学2年生からスマートフォン

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ガジェット(小型の電子機器)が好きな私の影響で息子は小学2年生からスマートフォン(以下「スマホ」とする)を持っていました。しかしすぐに使いこなせるわけもなく……。スマホなのに、いろいろ制限をかけているのでガラケー※1と変わらない状況です。しかし、GPSが付いているため、一人でバスを使って塾に行かせることができる上、ちょっとした時に連絡が取れるので助かっています。息子のネットリテラシー※2が向上したら、少しずつ制限を解除していきたいなと思っています。
※1 ガラケー:ガラパコス携帯を表す略語。通話・メール送受信等の基本機能のみ可能な携帯電話のこと。
※2 ネットリテラシー:インターネットの情報などを正しく理解し、適切に判断して利用する能力のこと。
by MK
小学1年生から音声が送れるGPS

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小学校入学の2日目に長男の行方が分からなくなったことがある為、この春小学生になる次男には最初からGPSを持たせる予定です。そこで選んだのは音声が送れるGPS。というのも、長男の際に居場所はわかっても連絡が取れず、急に予定が変更になった際の対応に困ってしまったことが数回。その後結局、音声が送れるGPSに買い換えた経緯があるんです。スマホNGの学校だけれど、それに代わるこのGPSがあれば安心!お互いに安心して学校生活が送れるといいなと思っています。
by MK
中学受験が終わったタイミングで

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小学6年生の長女。キッズ携帯※は所持していたものの、周りのお友達がスマホを持つようになってきて娘もスマホをほしがるようになりました。しかしわが家では「中学受験が終わったら」というのはマスト。娘も理由は理解し、我慢してくれていました。そしてこの冬、無事にスマホをゲット。小学校を卒業して進学先がバラバラになってしまう前に、お友達と連絡先を交換できてとても嬉しそうです。これから電車通学も始まり、現実的にスマホは必要になるかな。使い方など、これから家族で話を詰めていきたいと思います。
※キッズ携帯:子どもが安全に使用できるよう機能が備わった子ども向けの携帯電話。インターネット・アプリなど制限があります。
by RN
連絡ツールとしてのスマホだが

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わが子がスマホを持ち始めたのは小学生の低学年の頃から。しかし、あくまで連絡ツールという位置づけで、連絡ツールアプリ以外のものはダウンロードしていません。それでも、なんだかんだ抜け道を探す子ども達。そこで、スマホを1日に使用できる時間も制限を付けています。ただ、スマホを使わないといけない場面が増えてきた、という世の中の変化。そして子ども達の成長。この2点から、今後はどのように緩和していくかが悩みどころです。
by Lisa
いかがでしたか?スマホを始め、携帯電話は本当に便利です。しかし便利なだけでなく危険が伴うのも事実。子どもにどのタイミングで携帯電話を所持させるのか、家族でよく話し合ってから決める必要がありそうです。制限をかけたり、フィルタリング機能を付けたりと、子どもを危険から守るための設定もあります。また、インターネット社会の危険性やSNS上のルールなど、親から子どもに教えてあげられることもあります。自らの身を守る術を身につけ、この便利なツールをうまく活用していきたいですね。