京橋|都心の真ん中で楽しめる無料体験施設「警察博物館」で、大興奮の一日を過ごそう!

京橋銀座一丁目にある「警察博物館」は、警察官の仕事について子どもが遊びながら学べる場所。普段はなかなか直接かかわることのない“おまわりさん”たちが、どんな風に平和を守ってくれているのかを疑似体験できる工夫がなされています。

2017年4月、30年ぶりにリニューアルした警察博物館。2020年10月現在はコロナの影響で1日3回、1回90分の完全予約制となっています。館内のいろいろな展示がお休みの中、90分間で子どもとどこまで楽しめるか?を検証すべく、子どもと一緒に出かけてきました!

警察博物館の予約方法

知らないとびっくりしてしまうのですが、HPまたはパンフレットに記載されている予約の電話番号に掛けると警視庁に繫がります。警察博物館には専用の電話回線がない、からなのですが、知らなかった私は「はい、警視庁です」と言われドキッとしてしまいました。その後警視庁から警察博物館に繋いでいただきました。
希望日時、人数を伝えて予約枠を確保した時点で、博物館での注意事項が伝えられます。これに同意して初めて「受付番号」がもらえ予約成立です。(※コロナ感染対策を含めた2020年10月時点の対応です)

入館料はありません! 利用は無料です

 リニューアル後、初めての警察博物館に当日は親子でワクワク。向かっている最中にもすれ違う警察官を見ては「どんなお仕事してるんだろうね?」と親子で盛り上がりながら現場に向かいました。

入口前に止められたパトカーは格好良いの一言

到着するとまず入口で検温をし、予約電話で聞いた「受付番号」を伝えます。「ポリスミュージアム来館者カード」に記入し、そのカードを持っていよいよ入館です。入館料はなんと無料!そして、館内受付で来館者カードを渡すとミニゲームで遊べるタッチペンをグループごとに渡されます。 

全部で6階まである建物。ベビーカー置き場はないのですが、館内はエレベーターが完備され、ベビーカーのままでも見て回ることができます。ベビーカーで来ている親子連れには、受付職員の方が1組1組丁寧にエレベーターまで案内されていました。残念ながら6階のイベントスペースはコロナにより閉鎖中。ということで、受付を済ませ、1階のエレベーターホールからまずは5階へ向かうことにしました。

5階4階は写真撮影NGとなり画像はありませんが、5階4階のフロアは落ち着いた雰囲気で展示品が並べられており、4階ではミニシアターが見られます。わが家が見たのはアニメと実写を織り交ぜた警察犬の「ぼくは鼻のそうさかん」でした。さて、次は3階へ向かいます。

親子でいっしょに遊べる3階と2階フロア

3階のフロアに到着後、一番先に目に付いたのは博物館内に佇む、交番の建物です。

中に入り指定の場所に立つと、警察官の一日を説明した映像が流れます。子どもは普段、交番の警察官にはなんとなく話しかけてはいけないと思っていたようで、この映像を観てしきりに感心していました。外国人の来館も多いのか、スクリーンの右下には英語の字幕も。

3階で遊べたタッチパネルのミニゲーム。初級、中級、上級とレベルがあり、家族で楽しめます。ゲームの画面に触る際は必ず消毒してから。それぞれゲームごとに消毒用のアルコールが設置されていました。

まず、1つ目のゲームは自分が捜査官となって、マップ上のどこかに隠れている見えない犯人を捕まえるもの。子どもは一人で初級の捜査を見事クリアしていました。

2つ目は車のナンバープレートの内容を覚え、答えるゲーム。覚えたナンバーを制限時間内にタッチペンで画面上に入力、答え合わせをします。ここでも初級にトライしたわが子、ナンバープレートの数字を当ててクリア。自信をつけたようで中級を飛ばし、上級にトライしました。上級はナンバープレートに書いてあるすべての文字と数字が出題されます。さすがに難しかったようで、親子で挑む事に。「ママはこことここ覚えて!僕はここ覚える!」と子どもと協力してなんとか上級をクリアしました。

3つ目は指名手配犯の写真で顔を覚え、制限時間内に横断歩道を渡る大勢の人の中から犯人を見つけるゲーム。これが一番難しかった。男女は分かるのですが、1人1人見て捜している間にタイムアップ。子どもだけは全然見つけられず親子でチャレンジするも、またもや失敗……最終的に4回ほどチャレンジし、やっとクリアできました。

最後は右手で敬礼するたびに制服が変わる変身パネル。なんと婦人警官にも変身できます。一定時間が経過すると「つぎのひとにかわってね!」とアナウンスが流れ、交代。子どもはこれが一番面白かったそうです。

 

3階同フロア、エレベーター横に授乳室があります。キッズスペースは現在使用できなくなっています。

 

続いて2階へ。
2階では真ん中の円形に並んだタッチパネルが操作できます。気になる日常のシーンにタッチ、するとタッチした日常シーンにピンポイントでズーム、映像が流れます。例えば横断歩道「信号を渡るときは、右、左、右を見てね。」など危険だけじゃなく対策についても子どもに分かりやすく教えてくれます。

視力検査。ではなく、所々に置かれた爆弾。テロの危険、みえました!こういう遊び心は大人も面白いと感じました。


入館してからここまで気がつけば60分以上が経過しており、1回に入れる予約人数の制限のおかげで館内の人も少なく、親子で遊び尽くしましたがスムーズにここまで来れました。親子でゆっくり見てちょうど良い時間配分です。

制限時間内にすべて見終わり、1階へ行くと最初は開かれていた入口の自動ドアが閉められており、帰るときには受付にいる係りの方が手動で開けてくれました。
この日は予約で埋まっていましたが、人数制限まで達していなければ予約がなくても入れるようです。

表から見ただけでは分からない看板の裏。子どもにも読みやすいひらがなで「またきてね!」の文字があり、親子でまた来ようね!と元気良くその場を後にしたのでした。

警察博物館内には現在コロナの影響で遊べないものもいくつかありましたが、わが家は見学制限時間90分内でしっかりと楽しめました。この後近くを散策して帰りましたが、近くには銀座スクエアガーデン、また銀座中央通りに面しているので、子連れランチにも困りません。警察博物館に行くときは予約がオススメ!当日の予定も組みやすく親子で気軽にお出かけ出来ますよ。わが家も予約してまた行きたいと思います。

スポットデータ

スポット名

警察博物館

公式情報

このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ 

住所

中央区京橋3-5-1(map) 

電話番号

電話:03-3581-4321(警視庁代表) 先着順に受け付けます。

電話受付時間

午前8時30分から午後5時00分まで
(注記)当日受付については、各見学開始時間の30分前までにお願いします。

最寄駅

東京メトロ銀座線「京橋駅」2番出口から徒歩約2分
東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線 「銀座駅」A13出口から徒歩6分
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」7番出口から徒歩約4分
都営浅草線「宝町駅」A4出口から徒歩約5分
JR「有楽町駅」京橋口から徒歩約7分
JR「東京駅」八重洲南口から徒歩約10分

営業時間

2020年10月現在時間、人数、展示を制限しております。
時間制限/1回90分(受付時間含む)/1日3回
・1回目 午前9時15分から午前10時45分まで
・2回目 午後0時45分から午後2時15分まで
・3回目 午後3時00分から午後4時30分まで

人数制限/1回25人(事前の電話による申し込みを受け付けています。電話連絡を頂いた方を優先とします。)

展示制限/白バイ等乗車、子供制服着用、音声ガイド、タッチパネル等は休止とします。

休館日

月曜(祝日にあたる場合はその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)

備考

・2階、4階にトイレあり(4階にだれでもトイレもあります。)
・授乳室は3階。
・1階には飲料の自販機、受付横ではピーポー君のグッズの販売もしています。


 ※2020年10月時点の
情報です。