勝どき|子育て相談も気軽にできる「きらら中央」。親子の交流サロンや一時預かりも

中央区・勝どきにある子ども家庭支援センター「きらら中央」。子どもの対象年齢は0歳~18歳まで、子育て世代の強い味方!でも意外と具体的な支援内容について知らないという人も多いのではないでしょうか。それはもったいない!ということで子ども家庭支援センターはどんなサービスがあるの?どんな子育て応援をしているの?を聞いてきました。

子ども家庭支援センター「きらら中央」ってどんなところ?

こちらの建物の3階に「きらら中央」はあります

子ども家庭支援センター「きらら中央」は、都営地下鉄大江戸線 勝どき駅(A1出口)より徒歩2分。
まずはどんなところなのか、事業内容をご紹介します。

・預かり保育サービス
(一時預かり保育(一時保育)(緊急保育)・トワイライトステイ・病児&病後児保育・子どもショートステイ)
・自宅での子育てサポート
(育児支援ヘルパー・緊急一時保育援助事業)
・親子の交流・活動支援、情報提供
(子育て交流サロン「あかちゃん天国」・情報交流室・地域活動室の貸し出し)

を軸とし提供しています。

ここでは親子で遊べる子育て交流サロン「あかちゃん天国」をはじめ、子育て情報がたくさん集められた「情報交流室」や中央区内で子育て支援活動を応援してくれる「地域交流室」などを備え、子どもと家庭を地域で応援してくれるネットワークを作っています。その事業は多岐に渡り、子どもの年齢によって利用対象も変わるため、まずどの事業を利用するか?を決めてから問い合わせするとスムーズです。

参考 子ども家庭支援センター「きらら中央」事業案内

利用案内などを簡単にまとめたパンフレットももらってきました。

 

親子で子育て交流サロン「あかちゃん天国」を利用してみよう!

 

入口横受付

たくさんの事業の中から、今回は「親子の交流・活動支援、情報提供」をおこなう子育て交流サロン「あかちゃん天国」と、「情報交流室・地域活動室」へ行ってみました!「あかちゃん天国」の利用対象者は0歳から3歳になった最初の3月31日までの乳幼児と保護者、妊娠中の方です。

建物の3階へ上がったら、入口で靴を脱いで靴箱へ。親子で利用する場合、初回は利用登録が必要です。でも小さな子どもはじっと待ってくれないことも。落ち着いて文字が書けない……そんな時は職員の方に一声掛けるとママが利用書を書きやすいようお手伝いしてくれることもありますよ。

初めての人には、まず職員の方が施設の利用方法を案内してくれます。もし時間があいて利用の仕方を忘れてしまっても、何度でも教えてくれるので安心。「あかちゃん天国」は、育児に関する相談が気軽にできる場所で、専門スタッフが常駐しています。子育てで気になることや不安に思うこと、なんでも話してみてくださいね。お出かけが難しい場合は電話相談も受け付けています。

またパンフレットや掲示物など、子育てに関するさまざまな情報を発信し、育児雑誌や育児に関するグッズを見ることもできる「情報交換室」の利用時間は午前9時から午後5時まで。時間内は常時空いていますが、お昼の12時から13時までは飲食時に利用できる「昼食スペース」として開放されます。

子どもの遊ぶスペースとして、ねんねの子&ハイハイの子と歩ける子で遊びのスペースも分かれています。それぞれのスペースには月齢に合わせたおもちゃ(2021年現在は通常よりも出ているおもちゃは少なめ)もあり、ねんねの子は音の出るおもちゃに興味津々!歩ける子はおままごとをしたり、お友達といっしょにキャッキャと笑いあったり、見学に行った日もみんな楽しそうに遊んでいました。私も利用時には子どもの遊びを見守りながら育児の息抜きに利用していました。第三者(あかちゃん天国の先生)の目があるといつもより穏やかな気持ちで声掛けが出来たり、優しく見守れた気がしました。

仕事や急用、育児疲れのときには「預かり保育サービス」も

預かり保育サービスとして、ママやパパが忙しいときに子どもを預かってくれる事業もあります。
日中(午前9時から午後5時まで)の「一時預かり」は対象年齢0歳(生後57日)から未就学児まで、1時間単位で利用ができ、料金は1時間800円です。
預かり保育の中には、出産や入院など緊急の理由で一時的に保育が必要になった場合に利用できる「緊急保育」という枠もあり、こちらは午前9時から午後5時まで(原則として30日以内)、1日利用料金は2000円となります。

仕事などにより帰宅が夜間となるとき、一時的に子どもを預かってくれる「トワイライトステイ」(午後5時から午後10時まで)は対象年齢2歳~小学6年生まで、料金は1回2000円。夕食代として1食400円ですが持参も可能です。

他にも生後7カ月から小学校3年生まで、入院や治療の必要がなく、病中または病気回復期にある子どもを、パパやママの仕事などの都合により家で看病できないときのための「病児・病後児保育」や、パパやママの病気や出産などの理由から子どもの養育が困難になった場合に、区の委託する施設または協力家庭で短期的に預かってくれる「子どもショートステイ」(利用対象の条件あり)という制度も。 

子どものショートステイについてはこちら

参考 子どもショートステイ

一時預かり保育を利用するには、はじめに各施設ごとへの登録が必要となり、登録には利用する施設の窓口で、「健康保険証」「乳幼児医療証」「お子さんと送迎者の写真」(注:写真の返却はできないそうです。)が必要となります。

子ども家庭支援センターはきらら中央以外に「日本橋区民センター内日本橋分室保育室」「十思スクエア内十思分室保育室」がありますが、2021年3月現在では一時預かりについて「きらら中央」のみ、インターネットで受付の整理券発券が出来るようになりました。
整理券発券(注:あくまで整理券の順番となり予約確定ではありません)ということで順番待ちをネットからできるようです。実際の順番が来たら窓口で受け付けします。
毎月15日(休館日の場合は翌開館日)から翌月分の予約受付を開始です。

参考 一時預かり保育(一時保育)施設空き状況検索中央区

整理券発券の仕方についてはこちらから

参考 一時預かり保育・トワイライトステイのオンライン整理券発券の手順等

自宅での子育て支援としては、母子健康手帳交付時から出産後6カ月以内に必要なママが育児や家事の支援として利用できる「育児支援ヘルパー」や、ママが病気や出産などによって緊急一時的に子どもを看れないときに、ベビーシッターを派遣してもらえる「緊急一時保育援助事業」などもあります。

2021年3月現在は区のHPにも記載があるように子ども家庭支援センターは通常どおり開館していますが、必要最低限での利用のお願い、また利用する人には手洗いの徹底やマスクの装着ソーシャルディスタンスの確保などのお願いもされており対策もされていました。

子ども家庭支援センター「きらら中央」は、たくさんの親子の味方である、とても素敵な場所。こうした色々な子育て支援を上手く活用しながら、「地域で子育てできる環境」を整えていきたいですね!また、育児のことで困ったときは一人で悩まずに、こうした場所で気軽に相談してみるもの良いなと思いました。

 

スポットデータ

スポット名 中央区立子ども家庭支援センター「きらら中央」
公式情報 このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ 
住所 中央区勝どき1-4-1(map
電話番号 03-3534-2103
FAX 03-3534-2224
最寄駅

地下鉄
大江戸線「勝どき駅」(A1出口)から徒歩2分

都バス
「都05東京駅南口-晴海埠頭」勝どき橋南詰下車 徒歩2分
「門33亀戸駅-門前仲町-豊海水産埠頭」勝どき駅下車 徒歩2分

江戸バス
南循環「勝どき駅」または「勝どき駅前」下車 徒歩2分

駐輪場 駐車場 なし
営業時間 9:00~18:00
(トワイライトステイ、地域活動室は22:00まで)
定休日 祝日・年末年始

子連れチェック

 

トイレ ベビーチェア
キッズチェア おむつ替えスペース
授乳室 エレベーター
備考 きらら中央出入り口付近に階段あり

※2021年3月時点の情報です。