銀座|日本と世界が通信で繋がって150年の記念イベント「HOKUSAI REMIX」で北斎の浮世絵をデジタルでリミックス!

HOKUSAI REMIX

日本で国際通信が開始されたのは1871年(明治4年)。2021年に150周年を迎えたことを記念して期間限定で開催されている「HOKUSAI REMIX(ホクサイ リミックス)」。世界的にも評価が高い葛飾北斎の浮世絵を新感覚で楽しむ、通信の力を用いたアートイベントを無料で体験できます。

HOKUSAI REMIXを体感する、全体の流れ

HOKUSAI_体験全景

① 予約する
< 専用フォーム >から予約(完全予約制)。初めての利用時には「お客様登録」が必要。キャンセルもこの画面から手続可。
② 受付
開始10分前までに1階ショールーム内のカウンターにて受付。番号カードとロッカーキーをもらう。待ち時間はショールーム内ですごせる。(体験コーナーあり)
③ 準備
呼ばれたら地下1階の会場へ移動。ロッカーに荷物を入れ、専用スマホをもらう。
④ 自由に体験
1)「HOKUSAI ME(ホクサイ ミー)」自分の北斎風アバター作成。
2)「BEAT HOKUSAI(ビート ホクサイ)」太鼓の音で波や山を操る。
⑤ お土産をもらう
アンケートに答えるとお土産を貰える。

「HOKUSAI ME」で自分の分身と作品がリミックス!

「HOKUSAI REMIX」は2つのプログラムで構成されています。まず1つ目が「HOKUSAI ME」。会場で渡された専用スマートフォンのアプリでアバターを作成し、葛飾北斎の浮世絵の世界で波に乗るんです。ポーズ、髪型、肌・服・サーフボードの色を選ぶだけでも何通りもの組み合わせができて面白い。そして最後は顔。読み込んだ自分の顔が浮世絵風になってアバターとなり、自分の分身が完成。すると、壁面の北斎の作品の中にそのアバターが登場!波に乗って会場を巡ります。


アバター作成中

このアバターはダウンロードして思い出に残せるんです。壁面に大きく映し出されたアバターの右下のQRコードを、自身のスマホで読み取ります。


筆者のアバター(右下にDL用QRコード)

時間内ならいくつでも作れるので、わが子たちは、後出の「BEAT HOKUSAI」も楽しんだ後はアバター作りに没頭していました。赤富士の被り物などちょっとおふざけが入ったパーツもあり、子どもたちの心を鷲掴みにしたようです。

HOKUSAI_体験アバター
左からアバターたちが流れてきている

また、会場に行かずとも世界中どこからでもWEBやスマホで参加できるのも魅力。「ご自宅で楽しむ HOKUSAI REMIX」をご覧ください。

「BEAT HOKUSAI」で作品同士がリミックス!

HOKUSAI_体験太鼓

2つ目のプログラムは「BEAT HOKUSAI」。通信手段の1つとして古くから使われてきた「音」が、北斎の作品を操ります。

会場内には電子ドラム1台と電子太鼓4台が設置されています。これらを自由に叩き、その放たれた音が波や山を動かします。この音は有線ではなく、空間を飛ばして感知させているところも、昔と今の作品の融合を体感できておもしろい。

HOKUSAI_体験太鼓
HOKUSAI_体験太鼓

音の種類や大きさによって、波や山など風景の動きが異なるんですよ。2種類の太鼓の演奏(?)を約13秒の動画で紹介します。

 

動画にあるように、常にアバターが流れています。音で北斎の作品をリミックス、アバターで北斎の作品をリミックス、そこに新しいアバターが登場してさらにリミックス、など一瞬一瞬が新しい「リミックス」を体感できるのが「HOKUSAI REMIX」なんです!

最後にアンケートに答えると、オリジナルキャラメルをもらえます。「赤と白のサイコロのキャラメル」と言うと懐かしく思う人も少なくないかと思います。そのキャラメルのHOKUSAI REMIX限定版です。

ショールームの体験コーナーもおもしろい!

HOKUSAI_ショールーム

「HOKUSAI REMIX」の待機場所となっているエントランス及びショールームでは北斎の作品を見ることができます。

HOKUSAI_内観エントランス
HOKUSAI_北斎書籍

ショールームではKDDIが提供している5G関連アイテムやコンテンツを体験できます。ORANGE RANGEとZARDのバーチャルライブや、アバターを作ってバーチャル渋谷へ繰り出せる「AVATARIUMスキャナー」も開催中。詳しくは「GINZA 456で体験できること」をご覧ください。

HOKUSAI_デジタル紙相撲
デジタルぬりえ
HOKUSAI_AVATARIUM
AVATARIUMスキャナー

わが家が楽しんだのは「デジタルぬりえ ~新ぬりえ体験~」のデジタル紙相撲、その名も「PAPER RIKISHI(ペーパー リキシ)」。

HOKUSAI_デジタル紙相撲

5種類ほどのぬり絵から好きなデザインを選び、自由に塗り、スキャナーで読み込むと3DになったRIKISHIがモニターに登場!私のものも、展開図状だったぬり絵が筒状になってます!ちゃんと柄も立体的に瞬時に再現されて、デジタルの力ってすごいなと思い知らされました。(以下3枚の写真はクリックで拡大できます。)

HOKUSAI_デジタル紙相撲
HOKUSAI_デジタル紙相撲
HOKUSAI_デジタル紙相撲

 

時間が来ると自動的に試合開始。ここからは自分のRIKISHIを応援するしかできないのですが、RIKISHIの強さは色や形で異なるそう。定義がわからないまま、私が全勝しました(笑)。見た目は子どもの方が強そうなのに、申し訳ない……。すいていれば、親子で検証しながら最強RIKISHIを作るものおもしろそうですね。    

知っておきたい設備

HOKUSAI REMIXの移動は基本的に階段です。エレベーターもあるので、必要な際はスタッフに声をかけてくださいね。

HOKUSAI_設備エレベーター

地下1階の会場の隅にロッカーがあります。年齢に関係なく1人1個割り当てられますが、わが家は全員分まとめて上着やカバンを入れました。利用は無料です。

HOKUSAI_設備ロッカー

1階ショールームの奥には、スマホ充電レンタルとAEDがあります。

HOKUSAI_設備AED

トイレは、2階に男女別が、地下1階に車椅子用が1つずつあります。いずれもおむつ替えスペースはありません。スタッフに伺ったところ、車椅子用トイレはベビーカーも一緒に入れる大きさとのことです。

会場「GINZA 456」へのアクセス

銀座4丁目の中央通りに面している、大きな青い看板の「山野楽器」が目印です。このビルの地下1階から地上2階がGINZA 456。最寄駅は銀座駅A9出口ですが、エレベーター利用の場合は、中央通り反対側のA8出口を利用すると便利です。

教文館外観
中央通り(中央の青い看板のビル。左手は三越。)

HOKUSAI_外観
GINZA 456エントランス

 

「HOKUSAI REMIX」は期間限定イベントにつき、2022年1月中旬までの予定です。完全入替制で1日12回開催されますが、1回の定員は8名。週末や祝日は早く埋まってしまうので、気になる方は早めにご予約を!

(2021年10月訪問)

スポットデータ

スポット名 HOKUSAI REMIX(ホクサイ リミックス)
公式情報 このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ 
住所 中央区銀座4-5-6 GINZA 456
最寄駅 東京メトロ銀座線・日比谷線・丸の内線「銀座駅」A9出口の前
営業時間 10:30~19:15(最終受付18:35)
定休日 無休(HOKUSAI REMIXは2022年1月中旬までの予定)

※2021年11月時点の情報です。

 

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