台場公園|レインボーブリッジが目の前の穴場!子どもと幕末の空気を感じる「台場公園」

お台場のシンボルの一つとも言える“レインボーブリッジ”を、目の前で見られるとっておきの場所が、「台場公園(だいばこうえん)」。東京湾とレインボーブリッジ、対岸の芝浦エリアを眺めゆったりとした時間を過ごすのも良し、台場公園に残る歴史を学ぶのも良し。ショッピングや娯楽で過ごすお台場とはまた違う一面を感じられる公園です。

お台場の北、海にはり出した公園

砂浜が広がる「お台場海浜公園」からレインボーブリッジ方面を眺めた時に、橋の手前に木々に囲まれた島のような場所を見かけたことがありませんか?今回ご紹介する「台場公園」は、まさにそこ!
一見訪れるのが難しそうですが、実は陸続きになっており、お台場海浜公園を砂浜沿いに北へ歩いていくとたどり着けます。

筆者がこの公園を発見したのは、「お台場レインボー公園」を訪ねた際、興味本位でレインボーブリッジのふもとまで足を延ばした時でした。お台場の端っこという立地のため公園へと続く道の人通りは多くなく、とても静か。この日は平日の昼間ということもあり、犬のお散歩をしている近所の方をちらほら見かける程度でした。人通りが少なくても、レインボーブリッジ遊歩道の入り口に事務所があり、昼間の時間帯は事務員さんが常駐しているので安心です。

レインボーブリッジ遊歩道の入り口

なお、筆者も今回初めて知ったのですが、レインボーブリッジは徒歩でも通行が可能なんだそうです。自転車は、貸し出し専用台座による手押し通行か、自転車を解体または折りたたんで専用の袋に収納して運ぶことで通行可能とのこと。橋の上からお台場や東京湾の景色を直に眺める素敵な経験、一度はしてみたいです。

砂利道や坂道のある公園、歩いての訪問がおすすめ

台場公園へ続く道沿いには木々がきれいに植えられており、適度な日かげとベンチがあります。道は途中までは舗装されているのですが、台場公園に近いところになると砂利道になるので、ベビーカーなどは通りにくいです。また公園内は階段があったり道が凸凹になっていたりするので、ある程度歩けるお子さんと一緒に訪れるのが良さそうです。

台場公園の入り口は、上り坂。見上げた先に松の木と青い空が広がっていて、この坂の先にどんな景色が広がっているのか、期待が広がります。ワクワク。

坂道を上りきると、右手には白いレインボーブリッジが!引き寄せられるように、足がそちらに向かいます。そこで四角い公園を反時計回りに散策することにしました。

レインボーブリッジが目の前!新旧が混じった風情ある景観

公園の高台を歩いていくと、レインボーブリッジがどんどん近づいてきます。レインボーブリッジと呼ばれるけれど、橋自体は真っ白なんですね。そんな気付きも、こんな近くで見られるからこそ。
公園の端までくると、もうレインボーブリッジはすぐそこ!橋の下を通る船や、橋の上を走る車の音まで聞こえるほどの近さです。

この景色をゆっくり眺められる、ちょうどいいところにベンチも設置されています。筆者は松の木のそばのベンチに座って、景色を眼前にしばし休憩。この日は太陽の日差しが強かったのですが、適度にある木かげのおかげで、ゆっくりと体を休めることもできました。

手前には、昔から私たちに親しみのある“松”。橋を境にして対岸には、現代の発展の証の“高層ビル群”。旧と新が混じった風景も、不思議と風情がありました。

ペリー来襲にそなえ築造された砲台跡

公園の案内板で、この公園は「台場公園(第三台場)」と表記されています。というのも、現在公園となっているこの地は、実は歴史上とても重要な役割を持つ場所だったのです。遡ること約170年前の江戸時代、ペリーの浦賀沖来航後、幕府が黒船来襲を恐れて品川沖に6つの台場(砲台)を築造しました。この台場公園はその時に“第三台場”として造られた場所なんだそうです。

なお現在は第三台場と第六台場のみが残されており、第六台場はこの台場公園のすぐ北西側の海上に、貴重な史跡として保全されています。

こんな興味深い歴史があったとは気付かないほど、今では穏やかな時間が流れる公園。しかし園内を散策すると、海岸沿いの高台に「砲台跡」がたしかにありました。

この砲台の向く先には、広い東京湾。もしここに黒船が襲来したら……と当時のことをイメージすると、ちょっと怖くなります。

砲台の向く先は東京湾

また園内中央には「陣屋跡」や「火薬庫跡」、「かまど跡」もあり、歴史を感じることができます。

陣屋跡

あいにく当時を再現した図などがないため、実際にこの場所で人々がどのように過ごしていたのか想像するのは難しそう。しかしその分、各自によって想像力と探求心をかきたてられ、より深く歴史を学びたい、という子どもが出てきたりするかもしれません。

 

レジャーやショッピングのイメージの強いお台場。しかし歴史をたどると、このお台場は幕末に造られた江戸湾の防衛拠点だったことを初めて知り、驚きました。そんな背景があると知りながらも、レインボーブリッジをどこよりも近くに感じられる景観にうっとりしてしまうこの台場公園。いつも眺めるお台場の風景も、まるで海から眺めているような新鮮さを感じました。今回は昼の訪問でしたが、きっと夜に訪問したら、今回とは違ったお台場の夜の美しい風景が眺めれることでしょう。ご家族でぜひ、訪れてみてください。

(2022年11月訪問)

スポットデータ

スポット名 台場公園(だいばこうえん)
公式情報 このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ 
住所 港区台場1-10-1
主な遊具、設備

子連れチェック

 

トイレ × 水道 ×
ベンチ 日かげ
備考 園内は階段や坂道があるため要注意(ベビーカーでの訪問はおすすめしません)

※2022年12月時点の情報です。

 

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