沢山の本に溢れているこの時代、相性が良い本に出合うのは難しいな、と思ったことありませんか?そんな時、「この本が良かったよ~」という声があったら本選びの参考になりますよね。
今回は、“ママ”で構成されたCo-sodateメンバーに、実際に手にして良かった子ども向けの本と、ママパパ向けの本について聞いてみました!
コンテンツ
エリック・カール『はらぺこあおむし』(偕成社)
※画像はAmazonより
定番中の定番ですが、娘は1歳前から「はらぺこあおむし」にどハマり。きっかけは児童館で先生がはらぺこあおむしの歌に合わせて手遊びをしてくれた事がきっかけでした。リズムに乗ってあおむしが蝶になっていく過程を興味津々に見ていました。その後家にあった絵本を渡すと、一日中読み、お出かけ用に小型版の絵本を持ち歩き、はらぺこあおあおむし展に行きグッズを買いあさり、一時は家中あおむしだらけに!ブームは結局2年以上も続き、3歳になった今でも時々読んでいます。
by Ssmama
安西 水丸『がたん ごとん がたん ごとん』(福音館書店)
※画像はAmazonより
シンプルな絵と子どもが大好きな乗り物が出てくる絵本。“がたんごとん”という繰り返すリズムが楽しいようで、まだ言葉を話すことができない時から真似をしていました。以前UNIQLOでも絵柄がプリントされた商品が発売されていました。下の息子(2才)は肌着を購入。合うサイズがない上の息子(5才)も欲しがったので、小さいサイズの肌着を購入して、それを実家の母が縫い直しマスクを作ってくれたほど。今でも大好きな絵本です。
by MK
『小学館の子ども図鑑プレNEO』シリーズ (小学館)
日本経済新聞に子どもに読んで欲しい図鑑として記載されていたのがきっかけで購入。「ふしぎの図鑑」では「アイドルって仕事なの?」という面白いテーマが取り上げられていて、大人でも思わず「へーー」と感心させられる内容です。中身の充実度と面白さに感動し、子どもの誕生日のたびに1冊ずつ購入し、全種類揃えました。子どもも朝起きた瞬間に図鑑をリビングに持ち出し、夢中になって読みふけていました。4、5歳~小学生まで、長く楽しめる本です。
by Lisa
『トミカ シールえほん』各種 (講談社)
※画像はAmazonより
子供と一緒にお出かけする際、ご飯前のお料理が出てくるまでの時間や列に並ばなくてはいけない時など、どうしても大人しく待ってないといけない場面が出てきます。以前はおもちゃで遊ばせ、飽きたらついついスマホを貸していました。スマホのし過ぎは目にも良くないし、何より毎回使いたがるように!それが嫌で買ってみたのが、このシール絵本。何度でも貼って剥がせるので、一度遊んだ後でも繰り返し楽しんでくれます。他にもいろいろなタイプがあるので幼児がいるご家庭には本当におすすめです。
by MK
カースティーン・ロブソン『みつけてかぞえて どこどこ』シリーズ(河出書房新社)
絵本いっぱいに描かれたイラストの中から、お題のイラストを見つける絵探し本。一度手に取ってから、お気に入りの絵本となり全シリーズ制覇しました!所々に吹き出しがあり、「〇〇はどこにいるかな?」「〇〇をさがそう!」など親子で夢中になって絵本時間を楽しめます。イギリス発ということもあり、イラストがとても鮮やかで可愛らしい。細かいところまで描かれているので、お題をクリアする以外にも、イラストを見ているだけでも子どもと会話が弾み楽しいです。
by Misa
B・J・ノヴァク『えがないえほん』(早川書房)
※画像はAmazonより
この本の注意書きを引用して一言で言いますよ?「おバカなことを言わされるハメになる」本(笑)。本当に絵が1つも無いんです。絵は聞き手の頭の中に描かれるんです。それはとても素晴らしいと思うのですが……読み手は覚悟が必要です。「サルのロボット」にさせらされたり、ふざけた替え歌を歌わされたりで、子ども達は大爆笑。読んでいる自分でも笑えてきます。終盤は聞いている子ども達を褒める真面目なシーンに入ったかと思ったら……続きはぜひ読んでみてください!
by Shino
佐々木 正美『子どもへのまなざし』(福音館書店)
※画像はAmazonより
著者である佐々木 正美さんは、長年全国で講演会等を続け、発達障害への理解を広める働きにも尽力した児童精神科医。豊富な臨床経験から著した多数の育児書は、どれも具体的なノウハウではなく、親の“心の持ちよう”が読みやすく書かれています。著書を読んで、初めての育児で途方に暮れていた中、私なりの子育ての軸ができたように思います。中でも、主に乳幼児期についての『子どもへのまなざし』は悩んだ時によく手にする本。考え方は十人十色ゆえ万人共通ではありませんが、心に響く言葉が見つかるかもしれません。
by JN
井桁 容子『ありのまま子育て やわらか母さんでいるために』(赤ちゃんとママ社)
※画像はAmazonより
NHKの「すくすく子育て」に出演していた井桁先生の柔らかなお人柄を見て、この先生の本なら!と初めて買った育児書です。冒頭で、「子育てって、本来頑張るものではないはずです。太陽が昇って沈んでいくように、息を吸ったら吐くように、生き物としての自然な営みでいいと思うのです。」と書かれています。つい肩肘張って毎日頑張りすぎてしまうママパパへ届いてほしいメッセージばかり。いい親とは?「ほめる」と「認める」とは?……ほっと心があたたまり、優しい気持ちになれる本です。
by Chimi
いかがでしたか?本は好奇心や探求心を刺激し、知識や読解力の向上にも役立ちます。本との出合いも運命。子どもやママパパの夢中になれる本、励みになる本を見つけて、毎日の生活がより実りのあるものとなりますように。