築地にある小さな公園、でもユニークなブランコのインパクトは大!一度見たらきっと忘れられない「市場橋公園(イチババシコウエン)」をご紹介します。
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交通の便が良く、市場の近くにある公園
築地場外市場のすぐそばに位置し、最寄駅も都営大江戸線「築地市場駅」。東京メトロ日比谷線「築地駅」、都営浅草線「東銀座駅」からも徒歩圏内でアクセスが良い立地です。市場での食事や買い物の合間に子どもが遊びたくなったら「市場橋公園」へ行ってみましょう。
隣は市場橋駐車場、その向かいには大通りの新大橋通りがあり車の通りが多いので、利用の際は気を付けましょう。
少ない遊具でまったりと過ごせる公園
遊具は「砂場」「すべり台」「ブランコ」の3つ。
砂場には犬や猫などが入らないよう柵が設置されています。自由に使える貸し出しシャベルなどはありません。
すべり台はとてもシンプルで、比較的小さい子向け。てっぺんにはぽっこりふくらんだ窓があり、そこからこんな可愛く(おもしろく?)子どもの姿が撮れたりします。
冒頭で「ユニーク」と述べたブランコがこちら。
ピエロ!こんなデザインのブランコは私の人生でここでした見たことがありません。個人的に、後世もずっとここに居て欲しいです。子どももはしゃいでこんなフォトジェニック(?)な姿の撮影をおねだりされました(笑)。
敷地の中央は元気に駆け回れる広場。
商業エリアであるためか、日中の利用者は少ないです。隣接する保育園や病院とは柵で隔てられているのですが、植物に覆われていて開放的です。
楽善会訓盲院が開校、日本点字が制定された地
公園内の保育園側に「東京盲唖学校発祥の地 日本点字制定の地」の記念碑があります。東京盲唖(もうあ)学校は、現在の「筑波大学附属視覚特別支援学校」と「筑波大学附属聴覚特別支援学校」です。この記念碑は両校の同窓生や旧職員などによって建立されたそうです。
歴史の始まりは1880年(明治13年)。盲者(もうしゃ)が学ぶ「楽善会訓盲院(らくぜんかいくんもういん)」として開校しました。後に聾唖者(ろうあしゃ)も学べる「訓盲唖院(くんもうあいん)」となり、1888年に「東京盲唖学校」と改称されました。
1890年11月1日は日本点字が同校で制定されました。日本の点字の歴史はここで始まったのですね。また、1890年には校舎が現在の文京区へ移転しています。
ベンチや水道など子連れポイント
ママがゆっくり休憩できそうなところはベンチ。2台しかないので、荷物置き場にせず、譲り合って利用したいですね。
水道とトイレもあります。 おむつ替えは多目的トイレでできます。
この公園の唯一の欠点は、日かげがとても少ないということ。暑い日は、熱中症対策を万全にして訪れましょう。
また、公園利用の「おねがい」もよく読み、みんなで気持ちよく利用しましょう。
ユニークなブランコのインパクトはいかがでしたか?築地のお土産話の1つになると思うので、ぜひ足を運んでみてくださいね。また、築地や明石町は学問など発祥の地が多く、至るところに記念碑があります。ゆっくり時間があるときは、記念碑巡りをしてみるのも良いですね。
(2020年11月訪問)
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スポットデータ
スポット名 | 市場橋公園(イチババシコウエン) |
公式情報 | このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ |
住所 | 中央区築地4-15-2 |
主な遊具、設備 | ブランコ・すべり台・砂場 |
子連れチェック
トイレ | ◯ | 水道 | ◯ |
ベンチ | ◯ | 日かげ | × |
備考 |
※2020年12月時点の情報です