コラム|子どものマネー教育のために行っていること

生きていく上でとても大切な“お金”。ひと昔前、筆者が子どもの頃は「子どもがお金の話をするものじゃない」と大人に言われたものです。しかし今は、子どもの頃から投資や資産運用をする人もいるなど、お金に対しての早期教育の大切さが語られているように思います。そこで今回は、“ママ”で構成されたCo-sodateメンバーに、子どものマネー教育のために行っていることについてリサーチしてみました。

お金の解説書「僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 」の購入

ジャーナリストの池上彰さん監修のこの本は、漫画を交えながら、お金についてわかりやすく書かれた1冊です。単にお金についての基礎を教えてくれるだけでなく、「あなたにとってお金とは何か」という究極なことまで問う充実の内容。大人の私も知っているようで知らないこと、今更人に聞けないことなども載っているので、とても勉強になります。子どもにも何度も読み返して欲しいマネー教育のテキストとなる本です。

by Lisa

おやつの購入

写真はイメージです

1週間のおやつ代を決めて、その予算内であれば好きものを買ってOKというルールを作りました。「買ってきて」はNG!自分の足で買いに行くことが条件。子どもは面倒くささから、近所のコンビニで購入することも。しかしスーパーより価格が高いコンビニでは、予算内で沢山のお菓子を買えないことを初めて理解したようです。また普段食べているお菓子が「こんな値段するんだ」と物価相場を学んだり、消費税の存在を知ったりなど多くのことを学んでくれています。子どもは子どもで、与えられたお菓子ではなく、自分で選んだものを買って食べられる、と嬉しそうです!

by Lisa

家庭内通貨

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家庭内だけで使える10円、20円、50円、100円の通貨を作って運用を始めて4年目。お手伝いで貯めてお菓子を買ったり、その買ったお菓子を家族にバラ売りして収益を得たりと、まさに社会!通貨の現金化はお店で使いたいときに。いつどこで使うかを親は把握できるし、子どもにとっては万が一通貨を紛失してもショックが小さく済むかなと思って。導入のきっかけは緊急事態宣言中のメリハリ生活のためでしたが、今ではすっかり生活に溶け込んでます。あと、親にお菓子をおねだりできるのは土日祝限定。我慢も大切。

by Shino

お小遣い制

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お小遣いを2部制で導入。1つ目は毎週土曜日に必ずもらえる100円。そして2つ目は、ビンゴで1列達成ごとにもらえる100円!「〇〇したらビンゴを回せるよ」とし、ビンゴカードを1ヶ月につき1枚渡しています。宿題、お手伝いなど、ビンゴを回せる項目を決めておき、それができたらビンゴを回しています。子ども達は、カードに穴が開く度に喜び、頑張ればお小遣いが増える!とビンゴが良いモチベーションアップにつながっているようです。母の小言を言う回数は減り、子どもは努力してお金を増やすことを知る。一石二鳥かな?と思っています。

by AO

おもちゃの購入

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お出かけする度に、本やおもちゃをよくおねだりしていた息子。そこで1年に一度、お年玉を1年分のお小遣いとして渡して、その中で買うようにしてもらいました。自分が持っているお金が減ってしまうのも嫌なようで、「買って」とおねだりしていた時よりは、これは自分が本当に欲しいものなのかどうか吟味するようになった気がします。また高いものは誕生日やクリスマスにもらい、自分のお金が減らない工夫も覚えたようです。(笑)

by AH

 

今回のリサーチは、とても興味深いものとなりました。各家庭によってのオリジナルのルールを作り、どうしたら子どもが楽しんでお金について考え、学べるか、沢山の工夫があったように思います。大人が切々とお金について語るよりも、この工夫が子どもにとってお金に興味を持つきっかけになっているようですね。今回のリサーチが、皆さんの子どもへのマネー教育の参考になったら嬉しいです。

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