八丁堀・茅場町｜オシャレなパン屋が集う新川エリア。コーヒーとともに味わえる名店4選

「新川ってあまりお店がないんだよぉ」なんて声も聞こえるのですが、美味しいパン屋さんありますよ！　しかも、イートインスペースもあるからカフェ使いも可能。オフィス街でコーヒーとともに美味しいパンを味わえる、おすすめのお店4選をご紹介します。

昼間は行列、夜は“呑めるパン屋”「ジェット ベイカー（JET BAKER）」

平日は11:30のオープン前から、ランチ目当てのお客さんが列をなす大人気のお店「ジェット ベイカー（JET BAKER）」。すぐ満席になってしまいますが、テイクアウトもあるので、そのときの状況に合わせて利用できるのもGOOD。テラス席は完全にお店の外になるのですが、大きな窓にズラッと並ぶワインボトルが“大人の時間”を感じさせてくれます。“呑めるパン屋”がコンセプトのダイニングバーで、夜の部も賑わっています。

このお店名物のパンは長さ20cmほどの舟形で、ずっしりもちもち瑞々しい。オープン時に行けば焼き立てほやほや。もちろん冷めても抜群の美味しさ。店頭には日替わりで5種類ほど並んでいます。

このパンにたどり着くまでには、10年以上もの年月を費やしたそう。限界まで水分を含ませた高加水パン。水分が増すと焼き上がりがしっとりもちもちになります。しかし生地が柔らかくベタベタになるので、作る工程は難しくなります。さらに、「卵・乳製品・油脂を一切加えていない」ということで、満を持して完成させた自慢のパンであること間違いなし！

こちらのパンは口の中だけでなく、インスタグラム内でもいい“味”を出しているんです。お店のインスタグラムではパンや他の食材たちの写真に可愛いイラストが重ねられていて、今にも飛び出してきそう！見ていて楽しくなります。

（2020年10月訪問）

ショップデータ

※2020年10月現在の情報です。

自社農園の無農薬野菜も買える「ベーカリーカフェ129 永代橋」

焼き立てパンの他、惣菜や無農薬野菜なども買える「ベーカリーカフェ129 永代橋（ベーカリーカフェいちにきゅう えいたいばし）」。店内は広々していてイートインもおすすめ。この日は赤ちゃん連れのママさんがテラスでゆっくり過ごしていました。いつでも温かく美味しく食べられるよう、電子レンジを自由に使えるのも嬉しいサービス。

パンの種類はシンプルなものからピザパンやバーガーなどのボリューミーなものまで、とても多く取り揃えています。特に、季節限定のパンは要チェック！

私のお気に入りは、紅茶葉と北海道産のミルクが練りこまれた「ミルクティーブレッド」。紅茶の香りが口の中で一層広がり、とっても美味しいです。

「りんごとマスカルポーネ」（税抜176円）と「ミルクティーブレッド」（税抜139円）

コーヒーは姉妹店の「エコファームカフェ632」にて自家焙煎した豆を使用。無農薬野菜は自社農園「ピアザ エコ ファーム」で育てたもの。また、アメリカのレイク湖にあるインディアン居留地に自生する天然食材から作ったメープルシロップやハーブティーなどの“AMERICAN INDIAN NATURAL FOODS”も自信をもって販売しているとのことです。

（2020年9月訪問）

ショップデータ

※「ー」は未確認の項目です。
※2020年10月現在の情報です。

ウォーターフロントのテラス席が心地良い「Cawaii Bread & Coffee」

新川から亀島橋を渡った八丁堀に入ってすぐのところにある「Cawaii Bread & Coffee（カワイイブレッド&コーヒー）」。

国産小麦・天然酵母・オーガニック食材を使い、店内で焼いている自家製無添加パン。お店のおすすめは、岡山の吉田牧場のチーズを使ったサンドウィッチとのことです。イートインなら工房から包み込まれるパンの香りと、窓の向こうに広がる川の眺め、日本各地のロースターから厳選されたコーヒーとともにパンを楽しむことができます。気候がよければウォーターフロントのテラス席が気持ちよいですよ。

「角食」の焼き上がりは１本が3斤分で超ロング食パン、ショップロゴの焼き印も入っています。１本のままでも買えるそうですが、通常は１斤ごとに切り分けての販売です（税込500円／斤）。スライス済みも取り扱っています。シナモン＆クルミがふんだんにトッピングされたパンは１本1500円程。1/6本から販売しています。

シナモン＆クルミのパン（左）と「角食」

下の写真はブリオッシュとタルト・オ・シュクレ（発酵バターと洗双糖をのせたブリオッシュ）。ブリオッシュは、薄～い皮はサクッ、中はふわふわでほんわか優しい甘さ。タルト・オ・シュクレは洗双糖（せんそうとう／さとうきびから作られた粗製糖）がジャリッと歯ごたえよく、さっぱりした甘さで美味しいです。

Cawaii Bread & Coffeeをプロデュース・運営しているのは、執筆や出版などを手掛けている「カワイイファクトリー」。だから「Cawaii」なのですね。店名のとおり、手描き風アラベスク柄の壁が可愛らしい内装です。

（2020年10月訪問）

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※2020年10月現在の情報です。

自然を感じさせるオシャレな空間「Gumtree Coffee Company」

鍛冶橋通り通り沿いにたたずむ小さなコーヒースタンド「Gumtree Coffee Company（ガムツリーコーヒーカンパニー）」。注文を受けてから豆を挽く、こだわりのコーヒーを淹れてくれるお店です。甘さ付けには砂糖の他に、レジ脇にあるキビ糖シロップも自由に使うことができます。

パンは、惣菜パンから菓子パンまで多くの種類が並んでいます。外からは惣菜パンしか見えなかったので、中に入って本当に驚きました。浦安にある「ピエモンテ」というパン屋さんから毎日取り寄せて販売しているのだそう。パン酵母はイーストとライ麦から起こしたルヴァン種を使用。ルヴァン種は風味の向上や老化防止の効果が期待できるらしいですよ。

スイーツは、お店から歩いて10分ほどのところにある姉妹店「Gumtree Coffee Roaster（ガムツリーコーヒーロースター）」で焼いているもの。美味しそうなマフィンやクッキーが並んでいます。

この日は「水出しコーヒー」と「レモンタルタルフィッシュ」のサンドでモーニング。コーヒーはすっきりとしていて飲みやすく、サンドはレモンが効いていて爽やかでとっても美味しい。心地よいジャズのBGMとともにゆったりとした朝を過ごせました。

店名にある“Gumtree”とは英語で「ユーカリの木」。それを聞くと2階のイートインスペースの木造の天井は、まるでコアラが住んでいるかのような雰囲気に見えてきます。店内のクッションにもコアラがあしらわれていて、自由に使えるひざ掛けも自然を感じさせるグリーンと、統一感のあるオシャレな空間です。

（2020年10月訪問）

ショップデータ

※「ー」は未確認の項目です。
※2020年10月現在の情報です。

「え？そこでパンを買えるの？」と驚いた新川在住の友人もいます。自分が住む町で新たな発見があると嬉しいですね。オフィス街だからでしょうか、早朝からやっているお店もあって、新川は穴場スポットかもしれませんよ！

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