新富町｜新たな食文化の0.7食グルメ！本場のイタリアンスイーツが味わえる「Litus」

「おやつ以上食事未満の0.7食グルメ」という2021年から2022年にかけて話題のキーワードを、あるTV番組で知りました。「0.7食グルメ」とはコロナ禍で生まれた新しい食文化。運動量が減ったため1食分の食事ではなく、少し軽めの食事をとる人が増えてきているようです。そのTV番組で紹介されていて訪問したのが、イタリアで7年生活していた店主が作る、イタリアンスイーツのお店「Litus（リートゥス）」。見た目以上にお腹に溜まる「カンノーリ」はぜひ食べてほしいです！

本場イタリア仕込みのイタリアンスイーツが堪能できる！

東京メトロ有楽町線「新富町駅」3番出口を出て、左斜め前にある「京橋税務署」の前の小道をまっすぐ進むと左手に「Litus」のお店が見えてきます。

白壁の店内にカラフルな石が散りばめられたレジカウンターは、お店の看板商品である「カンノーリ」のクリームとピスタチオをイメージしているとのこと。厨房を覗ける窓やディスプレイの棚は楕円形になっていて、とてもおしゃれな店内です。

「Litus」で購入できるのは、イタリアで7年生活してきた店主がその経験を活かして作るイタリア菓子。基本的にはテイクアウトですが、スタンディング用で2つのテーブルも用意されています。購入した商品をそこで食べることも可能です。

レジカウンターの上には商品がディスプレイされています。イタリアンスイーツのお店ということもあり、あまり見かけないような珍しい商品も。種類も豊富でどれを購入するか迷ってしまいました。

おやつ以上食事未満の0.7食！ざくざく食感の生地にクリームがたっぷり！

こちらが、看板商品の「カンノーリ」（800円／税込、以下同）。シチリアの郷土菓子で、パスタに近い生地を筒状にしたものを揚げて、その中にリコッタクリームを詰めたものです。

注文してからクリームを詰めてくれるので、生地がサクサクの状態のまま食べることができます。リコッタクリームにはピスタチオが散りばめられており、生地はザクザク、ピスタチオはサクサクとした食感。

「おやつ以上食事未満の0.7食グルメ」とTV番組で紹介されていただけあって、見た目以上にお腹がいっぱいになります。筆者もおやつで食べようと思ったら、途中でお腹が膨れてしまい半分は家族にあげました。

イタリア定番の朝ごはん「ボンボローニ」

こちらは「いろいろボンボローニ」（330円）。「ボンボローニ」とはイタリアの定番朝ごはんのひとつで、生地を油で揚げて中にクリームを詰めたドーナッツのようなもの。

今回は通常の「ボンボローニ」が売り切れだったので、中にクリームを詰めていない「いろいろボンボローニ」を購入しました。クリームが入っていなくても砂糖がまぶしてあり、ほどよい甘さ。生地はとてもふわっとして、4つともすぐに食べ切ってしまいました。

イタリアンスイーツや焼き菓子の種類が豊富！

左が「トルタ パラディーゾ」、右が「カネステレッリ」です。

他にも数種類のイタリアンスイーツや焼き菓子があり迷いましたが、その中で今回は「トルタ パラディーゾ」（450円）と「カネステレッリ」（300円）を。

店員の話によると、「トルタ パラディーゾ」は、これを食べたイタリア貴族の女性が「これは天国（パラディーゾ）のタルトだわ！」と絶賛したことからつけられたネーミングだと言われているそうです。とてもシンプルな味わいで、イタリア本国でも老若男女問わず愛されているお菓子です。しっとりしているのにほろほろとした食感はやみつき間違いなし！

「カネステレッリ」は、お花の形が特徴のイタリアの郷土菓子です。食べるとほろほろと崩れてしまうくらい柔らかい！レモンの香りがとても爽やかです。仕事や家事の合間にちょっと休憩したい時に食べると、甘さが疲れを癒してくれそう。お花の形をした見た目がとても可愛いのも特徴です。このお店では、お花の“型（かた）”をイタリアから取り寄せているそうですよ。

本場仕込みのイタリアンスイーツを味わえる「Litus」。今回購入した以外にも「トルタ クレモナ」という杏のジャムとアーモンドとヘーゼルナッツのスポンジを使ったケーキや、「ティラミス」も気になりました。次回訪問時には購入したいと思います。

（2022年4月訪問）

ショップデータ

子連れチェック

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※2022年4月現在の情報です。