東雲|無添加の老舗佃煮店「佃宝」。肉厚ふっくらな佃煮の美味しさに箸が止まらない!

温かい白いご飯に、甘辛い佃煮。想像するだけでお茶碗を持ちたくなってしまう、日本古来の味です。東雲で佃煮を販売する「佃宝 東雲本店(ツクホウ シノノメホンテン)」は、多くの人に愛されている老舗。一度食べたらリピートしたくなる、確かな確かな味を守り続けています。

材料から調味料まで、無添加で安心安全な佃煮を提供

「佃宝」は、昭和32年に創業した老舗の佃煮屋さん。創業当初から現在の東雲でお店を開き、無添加で身体に優しい佃煮を追求し続けているそうです。店に並ぶ佃煮一つひとつが、お店の奥にある工場で手間ひまかけて作り上げられています。お店を訪れた際も店内奥から店先へ商品を運ぶ様子を見かけました。



創業者である水谷豊夫さんは、「お客様が口にするものは安心、安全でなくてはならないと無添加にこだわり、食べてもらった人にはお子様からお年寄りの方まで喜んでいただけるよう、常にお客様の求める味を追い続けた(ホームページより引用)」とのこと。

そのため、佃宝の佃煮は材料から調味料にいたるまで全て無添加で、安心・安全!
大事な家族が口にするものは安全なものであってほしいという、私たちの思いにも応えてくれます。

今回このお店を訪ねたのも、わが家の子どもが以前にも増して白米を食すようになり、それと共に白米に合って栄養のある“ご飯のお供”を探していたからなんです。子どもが敬遠しがちな魚も野菜も、佃煮としてだったら白米と一緒に美味しく食べてくれるのでは? そんな期待もしながら。

社長とおしゃべりを楽しみながらお買い物

周りを高層マンションに囲まれた中、そのお店には古き良き昭和を感じさせる看板が。昭和生まれ世代としては、なんとも懐かしい……。

お店に入ってすぐ、店内にいた着物姿の女性から「あら~素敵なスカートね」と突然声を掛けられました。着物姿のその女性が、「今日は暖かいわね~」など屈託のない笑顔で話してくださるので、初めてのお店にお邪魔するという緊張感も、いつの間にか消えていました。そのまましばらく他愛もない世間話を楽しむ私たち。

お話の中で、このお店が数々のメディアで紹介されていること、またこの女性が佃宝の社長・水谷秀子さんさんであることを知ってビックリ! 社長さんのまったく飾らない人柄に、とても親近感を覚えました。創業当初からこの地に店を構え続けているのも、この社長さんのお人柄があってのことなのかも、と感じたほどです。来店した先で店員さんとおしゃべりが楽しめるというのは、嬉しいものですから。

ご自身が載った広報紙をプレゼントしてくださいました

今回の一番の目的は「生牡蠣煮」!

じつはお店の公式Instagramで知ったこの商品。「牡蠣(かき)の佃煮があるんだ!」と当初は驚いたのですが、それからずっと気になって忘れられず。期間限定品で、しかもすぐに売り切れてしまうということで、店頭で見かけた時は思わず「良かったー!」と声を出して喜んでしまいました。

また社長にオススメを聞いたところ、店名を冠した「佃宝煮」が一番人気とのこと。こちらの佃煮には、あさり、たけの子、にんじん、しいたけ、ごぼう、昆布、しょうがの七品が入っています。欲張りな私は迷わず購入!

その他にも沢山の種類の佃煮がショーケースに並んでいます。
貝類、魚類、昆布類、豆類の多種類の佃煮があり、ショーケースをながめて悩む時間も楽しいくらい。その日購入する佃煮を決めたあとも、「次回は何を購入しよう」なんて考えていました。

佃煮以外にも、買いたいものが次々登場

店内にはショーケースの中以外にも、3点で1188円(税込)というとてもお得な佃煮コーナーも。ここに並んでいるものなら組み合わせ自由なので、色々な味を試してみたいときには嬉しいですね。

その他にも冷蔵コーナーには、銀しゃけの切り身、かにかま、チーズ、燻さきいか……お酒のおつまみにもなりそうな品々が並んでいました。しゃけの切り身(写真左下)は脂がのっていてとても美味しそう。お店でも隠れた人気商品だそうです。この後出かける予定がなければ、私も購入したかった!

お弁当も陳列の真っ最中。魚の煮つけ弁当や親子丼など数種類がすでに並んでいました。

火曜日と金曜日のみ、海鮮丼も販売しているようです。訪れたこの日は火曜日だったので、運よく海鮮丼にも出合えました!

この後の予定があるのでこちらも涙をのみ、次回も海鮮丼ゲットのために火曜日か金曜日に訪ねようと、心に決めたのでした。

温かいご飯と一緒でも、お酒のおつまみとしてでも相性抜群!

購入した佃煮は、早速その日の夜ご飯に。温かい白米と一緒にいただきました。

佃煮にする生牡蠣は大ぶりのものを使用しているという事前情報をInstagramで見て知っていたのですが、「生牡蠣煮」実物を見て改めてその大きさにびっくり! 佃煮になった状態で、爪楊枝とほぼ同じ大きさです。

袋を開けてみると、70グラム入りの袋の中に牡蠣が6粒も入っていました。

ツヤツヤした照りが美しいと見とれていたら、ご飯をよそう前についつい手が伸びて……口の中に!

そして噛んだ瞬間、その身の柔らかさにビックリ! 身もとってもふっくらで肉厚!!

これまで私が持っていた“佃煮の身は固い”という固定観念が一気に消え失せました。牡蠣独特の生臭さなども一切なく、白いご飯だけでなく、お酒のおつまみにも合いそうなお味です。

そして「佃宝煮」は袋を開ける前から、具がゴロゴロ入っているのがわかります。
実際に食してみると、味がしっかりついており、白いご飯にこんなにも合う存在があったのかと感じさせるお味です。やわらかい“しいたけ”、歯ごたえのある“ごぼう”と食材ごとに食感が異なり、これはどんな食感なんだろう、と箸が次から次へと進みます。

それから毎食この佃煮を楽しんでいたら、気が付けば3日経たずに食べきってしまいました。白いご飯と佃煮は本当に相性がいいのだなと、極めて当然のことを改めてしみじみと実感しました。

毎月2回の「お客様感謝デー」でお得に買い物

こちらの佃宝さんは、東雲本店では毎月6日・7日はお客様感謝デーを開催しています。つくだ煮は2割引き、煮豆、折詰は1割引き、とてもお得にお買い物できます!!
お店では予算や好みの相談にも乗ってくれます。手土産や贈答品として「佃煮」という選択肢はいかがでしょうか? 贈った後も、ご飯が進んだトークで盛り上がれそうです。

今は色々な“ご飯のお供”がスーパーにも並んでますが、佃煮は栄養豊富で保存もできる優れもの。加えて無添加で安全な佃煮なら、普段のおかずの1品として追加していきたいですね。佃宝さんの佃煮で、美味しいご飯を召し上がれ。

ショップデータ

店名 佃宝 東雲本店(ツクホウ シノノメホンテン)
公式HP オフィシャル(公式)サイトへ
▶︎Instagram
住所・地図 江東区東雲2-2-8(map
アクセス りんかい線「東雲駅」から徒歩5分
東京メトロ有楽町線「豊洲駅」6a出口から徒歩17分
東京メトロ有楽町線「辰巳駅」1番出口から徒歩12分
都バス東15、東16、業10出入、門05-1出入、錦13、門19「東雲車庫前」より徒歩1分
電話番号 03-3529-2940
営業時間 【月曜・火曜・水曜・金曜・土曜】
9:00-17:30
【日曜・祝日】
9:00-17:30
定休日 木曜日


※2021年3月現在の情報です。

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