日比谷｜公園誕生から共に時を刻んでいる森のレストラン「日比谷松本楼」

銀座から数寄屋橋をくぐり抜けてちょっとだけ進むと目の前に広がる緑の一帯。右側は皇居、左側が日比谷公園です。日比谷松本楼（ひびやまつもとろう）はこの森のような公園の中にあります。

今回はディナータイムに利用した1階の「Grill & Garden Terrace」の様子をご紹介します。

お値段以上のお料理

東京ミッドタウン日比谷で映画観賞して興奮冷めやまぬうちの公園の大きな噴水に遭遇した子どもたち。

さらにうきうきしながら松本楼へ。

私のオーダーはこちら、「ハイカラビーフカレー」。

ハイカラビーフカレー（税込1100円）

うま味がギュギュギュッと凝縮されていて、ゴロゴロ入っているビーフも柔らかく、とっても美味しかったです。子どもにも食べやすいマイルドな辛さで、子どもたちともシェアできました。

あと、「ホリデースペシャル」もシェア。

ホリデースペシャル（税込1870円）

牛フィレ肉のステーキにかかっているソースが濃厚で劇的に美味しかったです！大人みんなで大絶賛。パンかライスを選べます。

「おこさまプレート」はかなりの量。幼児は２人で分けて丁度よいくらいです。デザートやおもちゃはついていません。

おこさまプレート（税込980円）

「ハンバーグステーキ 森のレストラン風」は子どもが頼んだのですが、味見させてもらえませんでした（笑）

ハンバーグステーキ 森のレストラン風（税込1500円）

パンやライスは別注文なのですが、頼まなくて正解、お腹いっぱいになっていました。こちらのメニュー以外にも、ドリンクやスイーツ、夏期はかき氷もあります。

10円カレーチャリティー

1903年（明治36年）6月1日、日比谷公園開園と共にオープンした松本楼。関東大震災や戦争の困難を乗り越えた1971年、沖縄返還協定反対デモに巻き込まれて焼失。2年の時を経て、1973年9月25日に再オープンしました。

このときの感謝の気持ちの行事として9/25に「10円カレーチャリティーセール」が行われています。数量限定ですが、カレー1杯10円です！（小さい頃から知っていたのですが、早く行かないといけないだろうな～、行列すごそうだな～、とズルズルまだ1度も体験できていません……。）

2018年は7月豪雨と北海道胆振東部地震の義援金に、2019年はユニセフに全額寄付していらっしゃいます。2020年の告知はまだ出ていないようなので、参考までに2019年の告知ページをご案内します。

店内設備・周辺アクセス

子ども用の椅子はハイチェアでベルトはありません。取り分け皿はプラスチックです。

女性用トイレにおむつ替え台があります。男性用トイレは多目的用と兼用になっています。

トイレへ続くロビーに燭台付きのピアノが展示されています。

国産の中で最も古いピアノの１つだそうですよ。宋慶齢（そう けいれい）さんの夫は、「中国革命の父」と呼ばれる孫文（そん ぶん）さん。日本亡命中に、現社長の曾祖父邸で２人は出会ったそうです。

日比谷公園へのほぼ中央にある松本楼へのアクセスは、地下鉄日比谷・霞ヶ関の各駅からいずれも徒歩約2分ほど。東京メトロ有楽町線・JR山手線・京浜東北線有楽町駅からも徒歩10分くらいで行けます。

有楽町駅からだと、イトシア、ルミネ、交通会館、日比谷シャンテ、東京ミッドタウン日比谷など多くの商業施設を巡れる楽しみもありますよ。

今回は店内でお食事したのですが、気候が良い日はテラス席がとっても気持ち良さそう。

お店を出ると辺りは暗く、電飾もついて仕事帰りと思われる方々で賑わっていました。

森のような木々に囲まれて乾杯、いいですね～。そして噴水のイルミネーションが綺麗☆次はランチやテラスでも利用したいです。

ショップデータ

子連れチェック

※「ー」は未確認の項目です。
※2020年8月現在の情報です。