銀座一丁目｜高級中国料理を子どもと堪能できる！料理はどれも絶品「香港1997銀座トレシャス店」

一度でいいから美味しい本格中国料理を食べてみたいということで、昭和29年創業の老舗中国料理「天津飯店」の姉妹店「香港1997銀座トレシャス店（ホンコンイチキュウキュウナナギンザトレシャステン）」を訪問しました。さすが本格中国料理というだけあって夜のコースは8000円以上しますが、ランチなら3000円から食べることができます。今回はランチでお手頃にいただきました。　

銀座一丁目駅目の前！個室も完備の子連れOKの中国料理

東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」8番出口の目の前、「銀座トレシャス」の9階にお店があります。香港が英国から中国に返還された年が「1997」ということで、“古き良き香港のように伝統を守り続けると同時に、新しい時代へ進化し続ける広東料理をより多くのお客様に楽しんでもらいたい”と言う想いが店名に込められているそうです。

ビルの9階までいくエレベーターは3基ありますが、日曜日の12時に訪問したこともあり混んでいて数分待ちました。訪問時は予約者のみ入店可能となっていましたので、週末の場合は予約して訪問した方がいいかと思います。お店には個室と、写真のようなテーブル席があります。子どもと一緒でもこちらのテーブル席に座ることが可能ですが、小さな子どもがいるときは個室の方が気兼ねなく過ごせるかと思います。ベビーカーは入口で預かってもらえて、キッズチェアやキッズ用の食器もありますよ。2022年7月の訪問時にはコロナ対策なのか、予約の人数も制限しているようで、隣の席も空席のままでしたのでゆっくりと過ごすことができました。

9種類もの薬膳が入ったスープに熱々の小籠包

ランチには3000円〜8000円のコースがありますが、今回は「個々盛り・ランチ、新界コース」（4000円／税込、以下同）を注文。中国料理というと大皿料理のイメージでしたが、こちらでは1人分ずつお皿に分けて提供してくれます。コース自体は前菜から始まり、スープ、小籠包、北京ダック、炒め物、お肉料理、炒飯、デザート、食後のカフェと盛りだくさん！今回はその中からいくつかピックアップして料理を紹介したいと思います。

こちらは「香港1997特撰炊き込みスープ 」です。冬瓜と豚スネ肉を多くの薬膳で炊き込んだスープで、全部で9種類もの薬膳が入っています。飲んでいるそばからぽかぽかと身体が温かくなるのを感じました。飲み終わる頃にはおでこにじんわりと汗をかいていたくらいです。

スープのあとには「特製小籠包」が。箸でそっと穴をあけると、中からじゅわぁっと熱々の肉汁が出てきます！食べる時には注意が必要です。中の餡はとてもまろやかでしっかりとした味わいです。皮ももちもちで美味しくいただきました。

パクチー苦手な人にもおすすめのお肉料理

「スペアリブとタロイモの豆鼓蒸し」は、蓋を開けた瞬間にほんのりパクチーの香りが。筆者はパクチーが苦手なため食べられるかなと心配になりましたが、食べてみるとほんのり香っている程度で、むしろパクチーの風味が爽やかでお肉の油っこさとよく合っていました。

また、スペアリブは一見食べやすそうに思えるのですが、意外と小さめの骨がついています。お子さんと一緒に食べる時にはご注意を。

「叉焼炒飯（チャーシューチャーハン）」はお米がパラパラ！スペアリブの後にきたからか、少し薄めの味付けに感じました。コース料理の終盤の一品で、お腹も膨れてきていましたが、量もちょうどよく食べきることができました。

嬉しい食後のカフェ付き！中国茶は別途オーダーで

コースには食後のコーヒーか紅茶がセットになっているのですが、どうしても中国茶が飲みたくなり「プーアル茶」（1100円）を追加で注文。ポットに入っていてたっぷりの量です。「プーアル茶」は、胃腸の機能を高めたり、便秘や風邪、発熱を改善したりといった効果があると言われています。

メニューの種類も多い高級中国料理を、ディナー予算の半分程度の4000円で堪能できて大満足でした。夜に訪問するには個人的にはハードルが高いですが、いつか特別な記念日やお祝いなどの際に訪問してみたいなと思います。

（2022年7月訪問）

ショップデータ

子連れチェック

※「ー」は未確認の項目です。
※2022年9月現在の情報です。