飲食店や、スーパー、オフィス、自動車販売店など様々な施設が入る「晴海トリトンスクエア」。日常生活に欠かせない店舗も多く入るこの施設を訪れたことのある方も多いのでは。この晴海トリトンスクエア、じつは小さな子連れにもとっても優しく、親子で楽しい時間を過ごすことのできる場所なのをご存知ですか?今回は、そんな「晴海トリトンスクエア」での過ごし方や、おすすめポイントやスポットをご紹介します。
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花と緑あふれるガーデンを親子でお散歩
晴海トリトンスクエアの敷地内に一歩足を踏み入れると、きれいな花々があちこちに咲いているのが目に飛び込んできます。ぐるりと建物の周りをお散歩してみると、花々や木々、そこに集まる鳥や虫たちに出会うことができます!
トリトンスクエアの周りは「花のテラス」「水のテラス」など5つのガーデンに分かれており、それぞれのエリアで季節を感じながら、花、木、水を楽しむことができます。
私が特に好きなのが、花のテラス。春夏秋冬、いつ来ても花が迎えてくれる本当に素晴らしい花壇なんです。常駐スタッフさんがいて管理をされているそうですが、プロの仕事ですよね。
水のテラスから、階段を上がった先にある花壇の花々にはプレートが添えられており、植物の種類や名前がわかるようになっています。普段、花壇などで、子どもに「これは何のお花?」と聞かれても、なかなか答えられない私。しかし、ここでは子どもに花の名前を教えてあげることができ、親子の会話も盛り上がります。
いつも遊び心あふれるガーデン作りをされていて、時にはビックリするようなデザインになっていることも。下の写真(2020年撮影)では、なんとジーンズの中に花が植えられています。腰から花の生えたジーンズの足がベンチに座っていたものもあり、最初見た時はかなり驚きました。この時は「身近にあるもので植物を育てる」というテーマがあったようで、他にもタイヤや買い物バスケットにも植物が植えられていました。
こんな「ピーターラビット」のような世界観のプランターも。今にもピーターラビットが家の中から出てきそう。
キラキラ輝く水の姿と音に癒される水のテラス
私のお気に入りの場所の一つが、花のテラスのお隣にある水のテラス。お日様の光を反射してキラキラと輝きながら流れる水の姿と音に、いつも癒されています。
わが家の息子たちもこちらのエリアが大好きで、水を眺めたり、真っ赤な橋を渡ったりと、思い思いの時間を楽しんでいます。周りにはたくさんベンチがあるので、大人は座って子どもの姿を見守ることもできます。
お散歩の後はランチ休憩!
ステキな外のガーデンを楽しんだ後は、ちょっと休憩。トリトンスクエア内にはたくさんの飲食店が入っていますが、子どもと訪れた際のおすすめをいくつか紹介します。
ハンバーグやステーキメニューの充実している「フォルクス晴海トリトン店」(2階)。店内は広々としており、ベビーカーでの入店ももちろんOK。子連れのお客さんも多く、キッズチェアやカトラリーも揃っており、過ごしやすい雰囲気です。
私はこちらのお店のパン食べ放題やサラダ・スープバーが大好き!サラダバーにはフルーツもあるので、子どもは食後に楽しんでいます。また、パンやスープは週替わりメニューもあるので、何度行っても飽きることなく楽しめます。
フォルクスにはキッズメニューに加え、ジュニアメニューもあります。キッズメニューじゃ物足りないけど、大人と同じ量は食べられない……そんなお子さん用のメニューが用意されているという、とても嬉しいサービス。低アレルゲンメニューも用意されているので、アレルギーっ子もみんなと一緒に食事を楽しめます。
2.トリトン・コレクション(Triton Collection)
1階の「トリトン・コレクション」はいわゆるフードコートで、様々なお店が揃っています。大人も子どもも大好きな、牛丼や、うどん、ラーメンなど家族それぞれが食べたいものを選ぶことができます。
おすすめの座席は、こちらの席!カラフルな椅子が並び、目の前には青い壁面を流れる水。ちょっと癒されるこの席が私は好きでよく選んでいます。
トリトン・コレクション内にはキッズチェアも用意されています。
3.各店で食べたいものをテイクアウトしてテラス席へ!
わが家では、「息子たちがマクドナルドのハッピーセットを食べたい!と言うけど、親は他のものが食べたい」というようなことがしばしばあります。そんな時は、それぞれ食べたいものをテイクアウトで購入し、水のテラスなど屋外にあるテーブル付きのベンチで食べています。外の空気を吸いながら、ピクニック気分で食事を楽しむことができます。食後、子どもたちは水のテラスや花のテラスを探検したり、走り回ったり。大人は子どもの楽しそうな姿を見守りながらゆっくりできるのも、おすすめポイントです。
平日には2階のグランドロビーが「弁当ステーション」となっており、トリトンスクエア内の飲食店のお弁当が並んでいるので、あちこち歩き回らなくても、食べたいものが一カ所で購入できます。
食後は近隣の公園へGO
食事を終えたら、カフェでドリンクをテイクアウトして公園へ向かうのがわが家の定番。トリトンスクエア内にはカフェもたくさんあるので、毎回違うドリンクを片手に公園へ向かいます。
トリトンスクエアの近くには「晴海第一公園」「晴海第二公園」「黎明橋公園」の三つの公園があります。
「晴海第一公園」と「晴海第二公園」は、トリトンスクエア2階を通ると、車道に出ずに行くことができます。二つの公園も橋でつながっているので、行き来しながら楽しむことができます。
走って数十秒の距離にある晴海第一公園(ふれあいの森)と晴海第二公園(なかよしひろば)トリトンスクエアから、晴海通りへの歩道橋を渡ってすぐのところにあるのが「黎明橋公園」。歩道橋を避けると少し遠回りになるので、ベビーカーで向かう際は注意が必要です。こちらの公園は小さい子どもの楽しめるエリアと、対象年齢6歳以上の遊具のあるエリアに分かれており、幅広い年齢の子どもが楽しむことができます。広い芝生の広場や、バスケットボールコートもあるので、ボール遊びをする子どもの姿も見かけます。
黎明橋公園|森の中にあるような、晴海エリアに隠れた魅力たっぷりの公園おすすめの店舗・設備
トリトンスクエアには、小さな子連れの家族に嬉しい店舗や施設が充実しています。そんな設備やおすすめのお店をいくつか紹介します。
1.ベビールーム
おむつ交換台や授乳室が整備されたキレイなベビールームが2階にあります。おむつ交換台はベッドタイプとは別に、立ったままおむつ交換ができるスペースもあります。あまり見かけないタイプですが、1歳を超えてくると、寝転がることを嫌がる子も多いので、これは嬉しい!また、ゴミ箱も設置されているので、交換したおむつを捨てて帰れるのもとってもありがたいですね。(おむつ交換台だけなら、各階の多目的トイレにもあります)
授乳スペースにはゆったりと座れるソファがあり、安心して親子の時間を過ごすことができます。また、ベビーカーで入ることができるバリアフリートイレも各階に設置されています。
2.「Tomod’s(トモズ)」(ドラッグストア)
「そんなはずじゃなかった!!」小さな子連れだとおむつが足りなくなったり、離乳食を忘れてしまったりすることありませんか?そんな時にドラッグストアの存在って本当に助かりますよね。トリトンスクエア内にもドラッグストアの「Tomod’s」が入っており、オムツ、離乳食、お菓子などのベビー用品が揃っているのでいざという時に心強い!
3.車に乗りながらヘアカット!「VISAGE inti(ヴィサージュ インティ)」
子どもの美容院デビューには色んな不安がたくさん。少しでも楽しくヘアカットを楽しんでほしいですよね。トリトンスクエア内の美容院「VISAGE inti」では、子どもを車に乗せてヘアカットをしてくれるサービスがあるんです!また、カット中はDVDを流してもらえるので、楽しんでいる間に、スッキリかっこよく&かわいくしてもらえます!
【番外編】「晴海トリトン夢未来クリニック」
日曜や祝日に子どもが熱を出して、診療している病院を探した経験がある人も多いのでは?私もその一人です。トリトンスクエア3階に入っている「晴海トリトン夢未来クリニック」は土日・祝日も診療している数少ないクリニックの1つ。小児科に加えて、子どもが良くお世話になる皮膚科や耳鼻科もあるので安心!子どもだけでなく大人もかかることができるので、覚えておくといざという時に慌てなくて済みます!
都心の一角に現れる花と緑に囲まれた建物「晴海トリトンスクエア」。周りをお散歩すると、花や木だけでなく、この辺りでは珍しい鳥や虫たちにも会うことができるかも!?疲れたら、トリトンスクエア内で休憩を挟み、また冒険へGO!都会のオアシスで家族や友人との時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
(2021年3 月訪問)
スポットデータ
スポット名 | 晴海トリトンスクエア |
公式情報 | このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ |
住所 | 中央区晴海1-8-16(map) |
最寄駅 | 都営大江戸線「勝どき駅」A2a・b出口から徒歩4分 都営バス「晴海トリトンスクエア前」下車すぐ |
営業時間 | 各店舗によって異なる。詳細はこちら |
定休日 | 不定休 |
主な施設 |
※2021年3月時点の情報です。