コラム|子育てしにくいな、と思うこと

2023年4月1日に「こども家庭庁」が発足し、子どもに対する政策が施行されたり、子育てしやすい環境に整備されたりなど、社会全体で子育てに取り組む姿勢が感じられる今日(こんにち)。しかし子育て家庭である私たちにとって、この部分を改善してほしい、と思ったことはありませんか。今回“ママ”で構成されたCo-sodateメンバーに「子育てしにくいな、と思うところ」について聞いてみました。

子どもらしさを開放できる場が減った

写真はイメージです

今の小学生は、とても忙しい!!私が子どもの頃は、学校が終わったら三々五々公園に集まり、日が暮れるまで外で遊んでいた思い出が。しかし今の子どもたちは、習い事で忙しくて、まず遊べる子を見つけるのが難しい。せっかく遊べる友達が見つかっても、遊べる場所が減っていたり、遊び方の規制があったり(ボール遊びは禁止、大きな声を出してはいけない等)と、子どもらしさを開放できる機会が減っている気がします。もう少しのびのび子どもが子どもらしく遊べる機会と場所があったらな。

by Lisa

核家族なところ

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わが家は核家族。在宅ワークとはいえ共働きなので、私のスケジュールは分刻み。子どもの学校や習い事などで気軽に誰かを頼れる環境になく、1ヶ月の間に自分の時間が取れる日が1日も無いことも!平日は、まるで売れっ子芸能人のマネージャーのように動いています。せめて近くに親がいてくれたら、下の子を見てもらえるのにな……と思うこともしばしば。サザエさんの家族のような、たくさんの大人の目で子どもを育てることに憧れます。

by MK

異性の子どもを連れてのトイレ

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親と子どもの性別が違うと色々と難しいな、と感じるシーンに出くわします。特に異性の子どもを連れていて困るのはトイレ。一人だと便器の除菌ができているか、洋服を濡らさないように手を洗えるか、などちょっと心配。キッズトイレがあれば良いのですが、設置されている場所は多くないし、もしあったとしても自分がトイレに入る時には、異性の子どもは連れては入れない……など。海外だと法律によってより対応が難しいのかな……と思うことも。いい解決法を知りたいです。

by MK

ベビーカーでのお出かけ

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(今はベビーカーを卒業しましたが)長女はどこでも寝てしまう子。しかし体重もそこそこあったので、お出かけの際にベビーカーは欠かせませんでした。初めて利用の駅で階段しかなく、次女を抱っこした状態では寝ている長女がいるベビーカーを1人で抱えることはできず、ギャン泣き覚悟で起こしたことがあったり……。乗り換えのエレベーターがとんでもなく遠いところにしかなかったり……。バスに乗車拒否され、抱っことベビーカーで1時間半歩いて帰宅したり……。と、ベビーカーでのお出かけは不便だなと感じることが多くありました。ベビーカーがたためる状況ではない時も困らない世の中になるといいな。

by Misa

 

実際に子育てしている人の生の意見は、意外にも日々の生活に密接に関わりがあるようです。些細な事かもしれませんが、実はとても大きなこと。机上の空論として終わることなく、こうした生の意見を実際に取り入れ、日本という国がより子育てのしやすい世の中になってくれることを願いたいものです。

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