2021年7月16日にオープンした「ZUKAN MUSEUM GINZA (ずかんミュージアム銀座)powerd by小学館の図鑑NEO」。
プレスリリースによると、『デジタルとリアルが融合した空間を巡りながら、図鑑の中でしか見ることのできなかった生き物たちの息吹を体感できる体験型施設。書籍のページを“めくる”のではなく、あらゆる生き物が共存している世界を“めぐる”ことで、地球の自然を五感で感じることができる、まったく新しい“アカデミック・エンターテインメント”』とのこと。
図鑑の中で見ることしかできなかった生き物に出会える!?どんな世界なんだろう……と期待を膨らませ行ってきました。
コンテンツ
「記録の石」を手に冒険スタート!
入口でまず受付をします。ネット上で希望する時間帯(30分単位で刻まれています)を予約して、チケットを事前購入、現地では入館時刻に受付のみをするシステムでした。
わが家は事前予約していたので、スムーズに入館することができました。(当日枠もあるようですが、事前予約がおすすめです。)
参考
チケット情報
入館受付をすると、「記録の石」を各グループに1つ渡されます。実はこの「記録の石」、ミュージアムの中での重要アイテム!生き物を検知するためのヒントが出てきてナビゲートしてくれたり、見つけた生き物を記録したりできるんです。また「日本語(漢字あり)」「にほんご(ひらがな)」「English(英語)」の3つの言語から選べるようになっているので、ひらがなを読める子であれば、言語をひらがなにすることで、子ども自身で「記録の石」の指示を読みながら進められますね!
子ども同士で取り合いになりそう、という方も大丈夫!この「記録の石」は300円で追加レンタルもできますよ。
「記録の石」を手にいざミュージアムの中へ。まずはオープニング映像や説明があるのですが、スタッフの人が1人ずつ「記録の石」にパワーを与えてくれます。すると、一人一人の「記録の石」がパワーで光り輝きます。まるで魔法のようで、大人からも子どもからも大歓声が!!これからの冒険にワクワクが止まりません。
ミュージアムの中はまさに生きている森
ミュージアムの中に足を踏み入れると、そこは深い森の中。
最初の「ディープフォレストゾーン」は森林のゾーンで、様々な環境の森にすむ生き物たちが出てきます。ここで記録しようと近づきすぎると生き物が逃げてしまうので、ここはグッと我慢。ほどよい距離を保ちながら「記録の石」のヒントを待ちます。ヒントに従って行動をすると生き物が白く光り輝くので、その時が記録できるチャンスです。
動物が出てくると、息子も近づきすぎてしまったり、記録できる行動のタイミングまで待てずに焦ってしまい、「逃げられたー!」「まだ光らない〜」 と大興奮。親もついつい本気になって「こっちに動物でてきたよ!」「今光ってるからチャンス、チャンス!!」などと、子どもと大騒ぎしながら進んで行きました。この近づくと逃げてしまったり、こちらの動きに反応する様子が、まるで本当に動物が生きているかのようで、とても臨場感がありました。
映像だけではなく、木々がざわざわ揺れる音や、虫の鳴き声、そして、何かが近づいてくる足音も生き物の気配を感じることができ、本当に森の中を探検しているかのよう。
ミュージアムには、森の他にも、草原、水中など全部で5つのエリアがあり、それぞれの場所で暮らす動物たちに出会うことができます。
館内に順路はなく、それぞれのエリアを自由に行き来できます。また、1日を24分に凝縮した時間も流れています。時間だけでなく、天候の変更も。その時の状況によって、出会える生き物も違うので、何かが変化するたびに、どんな生き物に出会えるかワクワクします。
自然の美しさに感動!
子どもと一緒に親も生き物を探し、記録することに夢中でしたが、とにかく館内は映像がとてもきれい!!夜になると夜空が広がり、流れ星など星のきらめきもとてもロマンチックでした。生き物探しだけではなく、映像や光の演出を鑑賞しているだけでも、地球の美しさ、素晴らしさを感じることができます。
「記録の石」のパワーは館内時間の48時間(実質1時間ほど)で効力が消えるようになっていて、この時間を過ぎると、「記録の石」を使って動物を探したり、記録することはできなくなってしまいます。収集することに夢中の息子は、この効力が切れてしまうと心配だったようで、「次に行こう」とそそくさと館内を回ってしまいました。滞在時間に制限はないので、ゆっくりこの景色を眺めながら、他にもどんな動物たちがいるのかゆっくり見てみたかったのですが……。子どもがいるとなかなかそうはいきませんね。
わが家は残念ながら叶いませんでしたが、この大自然の中で、心ゆくまでゆっくり変わりゆく景色を眺めるのも素敵だと思います。
記録を集めた生き物は「記録の証」となって最高の思い出に!
最後は「ゴールエリア」です。そこには、地球儀のようなモニターがあり、「記録の石」を置ける台座があります。そこに「記録の石」をセットすると、記録した生き物が地球に解き放たれるエンディングを見ることができました。自分が観察したすべての生き物が光であらわれると、息子はその生き物の名前を読んだり、指をさしたり、最後まで興奮さめやらぬ様子でした。
その間に、記録した生き物と、記録することができなかった生き物がわかる「記録の証」がレシートのようにプリントアウトされます。この「記録の証」をオフィシャルストア「memoria」に持っていくと、生き物カードを1枚もらえます。「記録の証」を見ながら、「この生き物見つけられなかったね」「この生き物は近づきすぎて逃げられちゃったね」とミュージアムを出た後も家族で大盛り上がり(笑)。息子も早速、「また行こうね!次は見つけられなかった生き物を見つけるぞ!!」と気合十分でした。やっぱり、全種類コンプリートを目指して頑張りたくなってしまいますね。
参考 オフィシャルストア「memoria」実は私……、このミュージアムを知った時、すごく楽しそう!子どもも楽しめそう!と思ったのですが、値段を見てちょっと高いのかな?と行くのをためらっていました。そんな時、ママ友にすごく楽しかったよ!と色々情報を教えもらって、今回訪問することに決めました。
結果、行って大正解!!大人も子どもも大満足!一度は行く価値ありの私のおすすめスポットです。
銀座、東急プラザの6Fとアクセスも抜群。銀座駅直結なので、雨の日での移動も楽々。雨の日、何しようかなと困った時にも大変おすすめですよ。立地もとてもいいので、子どもとパパは「ZUKAN MUSEUM GINZA」で楽しんでもらって、ママはお買い物やゆっくり優雅にお茶でもしながら、“おひとり様時間” なんて使い方もいいかもしれませんね。でも、ママにも一度は「ZUKAN MUSEUM GINZA」へ行ってみてほしいです。童心に帰って楽しめるワクワクの世界が待っていますよ。
追記:虫が苦手という方へ。安心してください!生き物たちはリアルな感じではなく、イラストタッチになっているので、ここなら安心して虫も捕まえられますよ(笑)。
(2021年8月訪問)
スポットデータ
スポット名 | ZUKAN MUSEUM GINZA (ずかんミュージアム銀座)powered by 小学館の図鑑NEO |
公式情報 | このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ |
住所 | 中央区中央区銀座5−2−1 東急プラザ銀座6F (map) |
最寄駅 | [東京メトロ] 銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」C2・C3出口 徒歩1分 日比谷線・千代田線「日比谷駅」A1出口 徒歩2分 [都営地下鉄] 三田線「日比谷駅」A1出口 徒歩2分 [JR] 山手線・京浜東北線「有楽町駅」銀座口 徒歩4分 |
営業時間 | 11:00〜20:00(予定) |
定休日 | 定休日なし |
入場料 | 大人(18歳以上) 2500円 中学生・高校生 1700円 小学生 1200円 未就学児(3歳以上) 900円 |
※2021年11月時点の情報です。