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新木場|風車や東京ゲートブリッジも目の前!潮風感じるサイクリング!

東区湾岸部には、緑と潮風を感じられるサイクリングコースがあります。今回私が実際にそのコースを自転車で回り、その魅力とおすすめスポットをご紹介します!ゆっくりスピードで子どもとサイクリングするも良し、子乗せサイクリングを楽しむも良し。はたまた、ジョギングやお散歩で回るも良し。実際に記事を読みながら、潮風を感じるサイクリングコースを味わってみてください。

今回は、前編の「新木場緑道公園」に続く「若洲海浜公園」「江東区若洲公園」の海沿いのコースをご紹介。こちらでは、美しく輝く海と壮大な景色と、ほほをなでる潮風が気分爽快です。前編含め、トータル2時間(うち走行時間50分)の旅の様子をお届けします。

④潮風を感じる「若洲海浜公園」で360度のパノラマを楽しんで

「新木場緑道公園」から「若洲(わかす)海浜公園」へ行くには、一旦一般道にでて「若洲橋」を渡る必要があります。橋を渡ったらすぐ左手側、駐車場から出入りする車の横を通り抜け、サイクリングロードを進みます。

道なりに進むと、木々の向こうに海!!この日は天気が良かったので、木々の緑の後ろに見える海の青がキラキラと輝いていて美しい!この景色を目の前に、テントを張ってピクニックする家族の姿も沢山見かけました。
海を眺めてみると、遠く沖合には大型船の姿も。周囲を360度見渡せる展望台もあり、高いところから景色を眺めることができました。

周囲を360度見渡せる、若洲海浜公園の展望台

展望台のすぐそばにはヨット訓練所があり、各大学名が書かれたヨットをメンテナンスする学生や、舵取りの練習する学生の姿がちらほら。そんな学生たちの姿を見ていたら、若かりし頃に会社のヨット部を見学に行ったこと思い出し、ついつい当時の記憶に浸ってしまいました(笑)。

いよいよゴールの「若洲公園」までもう少し!!「若洲海浜公園」の海沿いの道をひたすら進めば目的地なんです!
これまでに景色の良いところで度々休憩をしてきたので、スタートしてからすでに1時間30分(うち、走行時間は約35分)。太陽も大分西に傾いていることに気づき、ちょっと先を急ぎます。

展望台から先は、海沿いを走る平坦なコースと少し高台を走るコースの分岐があったのですが、今回は前者を選択。舗装された道はとても走りやすく快適でした。道路には大きな海の生き物の絵が描かれており、あまりの大きさで、なんと写真に収まりません!この道を家族でサイクリングしながら、「何の生き物かな?」なんて話すのも楽しそうです。

海沿いの舗装された道を進むこと15分。目の前に見えてきたのは、大田区城南島と江東区若洲を結ぶ橋「東京ゲートブリッジ」!!特徴的な形の青い橋が、青い空とキラキラ輝く海の間に延びている風景にしばし見とれて、ゴールまで休憩せずに行く予定が、景色を見ながら日かげで休憩。どうも私は、良い景色を見つけると休憩したくなってしまうみたいです。

東京ゲートブリッジ。天気によっては、橋の向こうに富士山も見えるそうです

10トンの石を配置して作られた、延長480メートルの若洲海浜公園人工磯

なお、ここから先の海沿いは延長480メートルの人口磯となっていて、釣りOK。この壮大な風景を目の前に、人口磯から釣り糸を垂れる人も多くいました。若洲海浜公園公式HPによると、竿のレンタルや餌の販売もしており、手軽に釣りを楽しめるそう。スズキ、カサゴ、メバルなどの魚が釣れるみたいです。

人口磯の前には芝生が広がっていて、ピクニックする家族や、サイクリングコースとなっている道で自転車やキックバイクを楽しむ子どもも多く、それぞれの時間を楽しんでいました。

なお、東京ゲートブリッジは、若洲側の昇降施設から橋上の歩道に昇ることができる(渡ることはできないので若洲川へ戻る)そうです!この日は昇れませんでしたが、東京湾にかかる橋を歩くのはきっと気持ちいいでしょうね。

スポットデータ

スポット名 若洲海浜公園(わかすかいひんこうえん)
公式情報 このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ
住所 江東区若洲 3-1-2
主な遊具、設備 展望台、ヨット訓練所、ゴルフリンクス、サイクリングロード

子連れチェック

トイレ 水道
ベンチ 日かげ
備考  

※「ー」は未確認の項目です。
※2021年4月時点の情報です。

⑤ゴールは「江東区立若洲公園」の大きな風車!

「緑と潮風のサイクリングマップ」で紹介されていたサイクリングコースは、東京ゲートブリッジのたもとまで。海沿いの道や芝生はまだ先にも広がっていますが、橋のたもとから先は「江東区立若洲公園」となります。

実はスタート当初より、以前この「江東区立若洲公園」に来た際にとても印象に残った大きな“風車”を最終的なゴールと決めていました!もうひと踏ん張り!ここから先は地図を見ずに、先ほどから見え隠れする大きな風車を目印に進みます。

海を背にして、人とぎりぎりすれ違えるほどの狭い道を進みます。途中、駐車場やキャンプ場、アンパンマンカーやバッテリーカー、面白い形の自転車などに乗れる「サイクル広場(貸自転車)」があるため、人通りが多め。これまでの広くて人が少ない道を走ってきたのと同じ調子で進むと、危ないので要注意!

ゆっくり自転車を漕ぎ5分ほど進んだところで、風車のある“多目的広場”に到着!!!

さらに多目的広場から風車のすぐ下まで行き、ゴーール!!!スタートしてからここまでで、ちょうど2時間(うち、走行時間は約50分)でした。

風車が回るたびに羽が「ぶるん、ぶるん」と鳴る音が聞こえました

ちなみに、この“多目的広場”には子どもが喜ぶアスレチック遊具もあります。この日は、多くの家族連れで賑わっていました。

スポットデータ

スポット名 江東区立若洲公園
公式情報 このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ 
住所 江東区若洲3-2-1
主な遊具、設備 キャンプ場、アスレチック遊具、貸自転車、サイクリングコース

子連れチェック

トイレ 水道
ベンチ 日かげ
備考  

※2021年4月時点の情報です。

お疲れの帰り道は、早さ重視のルートで 

長い距離を自転車で走り、沢山の珍しいものを見て体を動かした帰りは、ママもパパも子どももへとへとかもしれませんね。
サイクリングコースは迂回したり景色を眺めたりして時間をたっぷり使いので、帰りは早さを重視したいという時は一般道を通ることをおすすめします。

江東区若洲公園から北上して新木場駅の方へ向かう道は、歩行者専用と自転車専用が白線でゾーン分けされています。また道路の凹凸も少なくとても走りやすいですよ。突き当りまで北上し、そこから左に曲がって一直線、と道順もシンプル。迷うこともありません。

この道順で、江東区立若洲公園の“風車”から、スタート地点の辰巳の森緑道公園の“龍のモニュメント”まで戻るのに費やした時間は20分強でした!!

もちろん行きにこの道を利用するでもOK!時間と目的によって、うまく使い分けて下さいね。

サイクリングする際の注意点と、今回のサイクリングマップ

とっても景色も良く楽しい今回のサイクリングコースですが、注意点がいくつかあります。事前に把握して、快適なサイクリングを。

注意点
    • トイレの場所を事前にご確認ください
      このサイクリングコースには、トイレの場所が多くありません。子どもが「トイレに行きたい!」と突然言い出した時に焦らないよう、事前に地図でご確認くださいね。
    • 食べ物、飲み物、軽食は事前に準備することをおすすめします
      新木場緑道公園、若洲海浜公園に並行して走る一般道沿い(コース外)にコンビニ、江東区立若洲公園内のキャンプ場そばに売店があります。
      サイクリングコースの道中には、コンビニやスーパーはありません。食べ物や飲み物は事前に購入しておいた方が安心です(飲み物の自動販売機はところどころにあります)
    • 電動自転車は、充電を満タンにしておいてください
      走行距離が片道9キロほどあります。子どものせ電動自転車の場合、想像以上にバッテリーを消費することもありますので、充電は満タンに。レンタサイクルも、バッテリー残量が十分にあるものを借りましょう。
    • 日よけ対策を忘れずに
      今回のルートだと、水辺を南に向かって走るので、日差しが強くまぶしいです。快適なサイクリングのためには日よけ必須です。

      以下「緑と潮風のサイクリングマップ」より抜粋

    • 自転車は左側通行しましょう。また、一列になって走りましょう。
    • 事故を防ぐためにスピードは控えましょう。
    • 暗くなってきたら、周りに存在を気づかせるためにライトを点灯しましょう。

また、今回実際に走ったコースの往路、復路をマップにしてみました。名所も入れ込んだので実際にお出掛けされる際の参考にしてみて下さい。

今回あまりの天気の良さに、思い立って行ったサイクリング。日常では見かけない風景やモノに多く触れ、とても感動しました。ちょっと距離は長いけれど、このサイクリングコースは本当におすすめ!!是非、サイクリングの楽しさと感動を味わってみてください。

新木場|ヘリコプターや電車の車両基地がすぐそばに!緑と潮風を感じながらサイクリング!
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