隅田川の「スーパー堤防」上部にある「月島三丁目児童遊園」は、隅田川や対岸の明石町などを眺めながら遊べる景色の良い公園です。ちょうど聖路加(せいるか)ガーデンの対岸にあり、聖路加横の明石町河岸公園から見える、黄色い遊具のある場所が、月島三丁目児童遊園です。
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ベビーカーでも安心のエレベーターで高台へ
この公園、月島の最も隅田川沿いの通り「西河岸通り」にあるのですが、ちょっと行き方がわかりにくいかもしれません。目印はマンション脇の小さな芝生がある広場と公衆トイレで、ここから階段かエレベーターで高台へ上がります。するとすぐに現れる公園は、そのまま隅田川テラスへ続いています。赤ちゃんを抱っこしている時や、ベビーカーや車椅子でも訪れやすい嬉しい設計。
公園へ上がり、遊具エリアを通り抜けたところに2つの階段が並んでいます。左側の下り階段は堤防の内側の緑の遊歩道へ、右側の下り階段・スローブは隅田川テラスへと続いています。
公園からの景色はとても開放的。正面の対岸には明石町、右手側(上流)には中央大橋や新川、左手側(下流)には勝鬨(かちどき)橋や築地、そして目の前には隅田川を行く船が見え、とっても贅沢な眺めです。高台ならではの景色をゆったり味わいましょう。スローブから水上バスに向かって手を振る子どもたちの姿も、可愛いものですよ。
向かい合って4人まで乗れる、珍しいスプリング遊具もある広場
遊具は滑り台、ぶらんこ、スプリング遊具、ハウス、砂場の5つ。こじんまりとした公園ですが、とっても賑わっていました(わが家は、平日の夕方に訪問)。
滑り台は複数の上り方ができる今風のデザイン。水平で短い「うんてい」は小さい子の練習にもってこい。傾斜があったり距離が長いと途中で挫折してしまいがちですよね。ゴールするまで、下から支えてあげる大人も正直大変なときがあります(笑)。
スプリング遊具といえば1人用か、2~3人が同じ方を向いて乗るタイプが定番ですが、こちらは最大4人まで向かい合って座って遊べるんです。私も小さい頃はこの遊具が大好きでした。体重や人数によって変わる、変則的な動きが面白いです。わが子は1人でボヨンボヨン延々と楽しんでいました(笑)。
その他の遊具はこちらです。
子連れに嬉しい設備
冒頭でも紹介しましたが、西河岸通りからエレベーター直結です。河川敷からはスローブを利用すればベビーカーでも楽々。
滑り台エリアとブランコの下は弾力性のある素材。子どもがもし転んでしまったときも、衝撃を少なからず吸収してくれる設計で安心ですね。
トイレはエレベーター下の西河岸通り沿いに「月島三丁目児童遊園内公衆便所」があります。「だれでもトイレ」内にはおむつ替え台が、女性トイレにはベビーチェアが備わっています。(男性トイレはチェックできませんでした)
公園内では喫煙、ボール遊び、スケートボードや自転車などが禁止されており、安心して遊べます。
水道は1カ所。上側に2つ蛇口がついていて、そのうち1つは先の向きを上下に変えられるタイプ。便利そうと思ったのですが、蛇口を上に向けて使おうとするとレバーとぶつかってしまいます。真上に出てくる水を飲むのが難しい子は、この蛇口を横に向けると飲みやすいのかなという印象です。
ベンチは樹木を囲む円形のものが1つ。肘掛けがないフリーなスタイルのものは、複数の子ども連れのときにとっても便利なんです。くっついて座れるのでお世話しやすい!荷物も置きやすいですね。
遊具がとてもシンプルで、ボールなどの遊びはできないので、幼児とのお散歩コースにおすすめです。景色も良くて気持ち良いですよ。階段がたくさんあるので、階段遊びでもいい運動になりそうですね!
(2020年11月訪問)
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スポットデータ
スポット名 | 月島三丁目児童遊園 |
公式情報 | このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ |
住所 | 中央区月島3-1-1先(map) |
アクセス | 東京メトロ有楽町線 月島駅から徒歩5分 都営大江戸線 勝どき駅から徒歩9分 江戸バス南循環 月島スポーツプラザ停から徒歩4分 都バス 月島三丁目停から徒歩4分 |
主な遊具、設備 | 幼児用複合遊具・ブランコ・砂場・スプリング遊具 |
子連れチェック
トイレ | ◯ | 水道 | ◯ |
ベンチ | ◯ | 日かげ | × |
備考 | エレベーターあり。トイレは西河岸通り側から下りたとろこにあり。 |
※2020年11月時点の情報です。