お友達と公園で遊ぶの大好き!でも今日はママパパとまったり遊びたいな。子どもがそんな気分の日におすすめなのが「勝どき五丁目緑地」。子どもの多い勝どきエリアにありながら、近くに新しい公園や様々な施設のそろった公園もあるためか、比較的空いていることの多い貴重な公園です。
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東京湾沿いの静かな公園
勝どき駅から清澄通りを豊海水産埠頭側へ歩くこと約5分。新島橋を越えた先にあるファミリーマートの手前を右手側に曲がり、突き当りまで進みます。突き当りの左手側に見えるのが「勝どき五丁目緑地」です。細長く、決して広いとは言えない公園ですが、遊具や砂場など子どもが楽しむには十分な設備が揃っています。
青いビニールシートがかかっている部分は2019年より工事が行われている防潮堤。2020年10月現在、一部のビニールシートも外れ、間もなく工事完了かな?と思われます。そして壁面には、お花を植えるためのものなのか土が入っていました。
工事前は公園と東京湾の間は大人のおへそと胸の間くらいまでの高さしかないフェンスのみだったため、ボールを子どもが投げたり、足をフェンスの間から東京湾側に出す姿にヒヤヒヤしていました。しかし、防潮堤の完成でそんな心配もなくなりそうで親としてはありがたいです。
まだスロープは上ることができませんが、環状二号線側から見ると、スロープの先はテラスになっていました。東京タワーや浜離宮が見える景色の良い場所になるのかな?と期待が膨らみます。
今日はブランコを独り占めしたい!そんな願いが叶うかも!?
こちらの公園は近隣公園の中では比較的空いていることが多い印象。近隣保育園の子ども達が保育時間中に遊びに来る姿も見たことがありません。あるママ友は、子どもが「ブランコを独り占めしたい!」と言ったらここに来ると決めているそうです。確かにブランコはどこの公園でも人気の遊具で、待ちが発生することもしょっちゅう。次の子を気にせず、たっぷりブランコが楽しめる公園は貴重ですよね。
この公園で一番大きな複合遊具がこちら。高さもあり、すべり台もなかなかのスピードが出ます。ミニボルダリングや、クルクル上まで伸びた棒(昇り降り棒?)は難易度が高め。息子も初めて一人で上れた時には「母さん見て!!」と誇らしげでした。子どもが何かを達成したときの誇らしげな顔って、何とも微笑ましいですよね。
砂場は月に一度、砂の消毒作業が行われています。天候などにもよりますが、事前に告知があり、作業当日は9時頃~15時頃まで砂場を使用できません。また、近隣の公園も同日に消毒作業が行われます。わが家は一度、砂場遊びがしたい!と公園に出かけたら、消毒日で使えず。じゃあ他の公園!と近隣公園に移動したら、そちらも消毒中。そんなことがあったのでお出かけの際はご注意ください。
大人は悶絶、子どもは余裕の「ツボ押し健康こみち」もあるので親子でチャレンジしてみてはいかがですか?
子連れに必須の公園設備も完備
多目的トイレにはおむつ替え台やベビーキープも備えられています。新しいとは言えませんが、しっかりと掃除もされている印象です。
砂場の横に水飲み場と水道があります。
細長い公園には、あちこちにベンチが備え付けられています。日かげのあるベンチは砂場横にあるこちら(写真)のベンチのみ。反対の端にあるブランコまでは少し距離があるので、そちらで子どもが遊ぶ姿は見えづらいかもしれません。夏場に訪れる際は、帽子や日傘があると見守る大人も便利です。
この公園で採れた蜜が、銀座でハチミツに!?
公園内には大きな木も何本か植えられており、良く見ると「銀座ミツバチプロジェクト」のプレートがついている木が数本。
実は銀座のビルの屋上に5万匹以上のミツバチを買う養蜂場があることを皆さんご存知ですか?もちろん私も知らなかったのですが、「銀座ミツバチプロジェクト」とは2006年にスタートしたプロジェクトで、銀座の屋上でミツバチを飼い、採れたハチミツは銀座の有名なケーキ屋さんや和菓子屋さんなどで様々なスイーツになったり、老舗バーでカクテルになったりしているそうです。
銀座周辺に蜂が蜜を吸うような場所あったっけ?と一瞬思いましたが、浜離宮恩賜庭園や日比谷公園、皇居など実は銀座の周りには蜂たちが蜜を吸うビヤガーデンならぬ「ビーガーデン」がたくさんあるんです。この公園も地図を見ると銀座から2km圏内。ミツバチの大好きな花や植物を増やし、地域の緑化活動の一つとして寄贈されたものが、なんとこちらの公園にあったのですね。蜂たちのビーガーデンとしてお役に立てているようで嬉しい限りです。
ビーガーデンが増える→街に緑が増える、美味しいハチミツがたくさん採れる→たくさんの「一流」を生み出す銀座で美味しいモノが生まれる→さらに地域が活性化する。とっても素敵なプロジェクトですね。
お隣にも小さな広場が!
ファミリーマートの突き当り左手側が勝どき五丁目緑地なのですが、右手側にも小さな公園があります(正式名称は不明です)。滑り台とスプリング遊具が配置されており、こちらは貸切状態にできる率が高めです。水道もあるので、ちょっとしたときに助かります。
子どもの多い勝どきエリア。どこの公園も放課後には子ども達でいっぱいです。そんな賑やでお友達たくさんの楽しい公園もいいけど、今日は親子でゆっくり遊びたいな。そんな気持ちになった日は勝どき五丁目緑地に出かけてみてはいかがでしょうか?
(2020年10月訪問)
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スポットデータ
スポット名 | 勝どき五丁目緑地 |
公式情報 | このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ |
住所 | 中央区勝どき5-7 |
主な遊具、設備 | 児童用複合遊具、砂場、ブランコ、鉄棒、健康小道 |
子連れチェック
トイレ | ◯ | 水道 | ◯ |
ベンチ | ◯ | 日かげ | △ |
備考 | ベンチは多いですが、日かげは少な目です。 |
※2020年10月時点の情報です。