わが家のお出かけで新豊洲を通るときはいつも、その車中から見えるチームラボプラネッツTOKYO DMM 豊洲が気になっていました。ただ、いつも入口付近に人が多く並んでいたため、子連れで行くことを躊躇していました。
最近たまたま夕方に通りかかった際に、入口に人が並んでおらず、今はどの時間帯のチケットでもWEBで購入できることが判明。夕方が空いているという情報もあったので、日曜日17時から家族で遊びに行ってきました!
コンテンツ
入口からワクワク・ドキドキ
入口外にはキラキラと光るチームラボの作品『空から降り注ぐ憑依する滝』があります。これは2020年7月16日に公開されたばかりの新作で、誰でも見ることのできるパブリックアート。人が作品に近づいたり、作品の上に立つと、水の流れが変化していきます。人の動きに影響を受けながら変化するので、まるで空から滝が降り注いでいるかのように見えるんです!
こちらは入館の有無にかかわらず楽しむことができるので、近くにお立ち寄りの際にはぜひ体験してみてください。入館前からワクワク・ドキドキの仕掛けで期待値があがります。
さらに、ジェットコースターのようなユニークなベンチがあります。どう座るのが正解なのか分からない造りです。この日は雨が降っていたため、試せず…。
ホットドッグやポテトなどの軽食が取れるレストラン「Everything is in your hand」が屋外にあります。その名の通り、「全てをあなたの⽚⼿に」をコンセプトにした ドリンクやフード (サンドイッチ、スティックサラダ、フライドポテト)を ⽚⼿で楽しむことができるそうです。(※営業時間10~18時まで)
遊びに行く前に知っておきたいこと
私たちの入場時間帯は5~7組程しかいませんでした。(※9時から20時までの30分ごとでWEB予約可能)館内に入るにはマスク着用必須、サーモグラフィーカメラで体温確認を行います。そしてソーシャルディスタンスを保ちながら、館内の注意点を数分聞くのですが、その際に事前に知っていればよかったという注意点が2点判明。
- ここは「水のミュージアム」なので裸足になります。後程記事内でも触れますが、想像以上に深くお水に入ります。大人はハーフパンツの貸し出しがあります。105㎝の3歳の息子は膝上にパンツをあげましたが、見事にびしょ濡れになり、まるでお漏らしをしたかのようになりました…
- 地面が鏡張りになっている作品もあるので、スカートは要注意!!長女はスカートで行ってしまったので、危ない状態になっていました…
HPに説明があったのかもしれませんが、現地で知ったので、ちょっとした衝撃でした。これから遊びに行く方はお気を付けください。
いよいよ館内へ
チームラボプラネッツは、アート集団・チームラボによる、超巨大な4つの作品空間や屋外作品を中心とした計8作品による「水に入るミュージアム」です。館内の主な4つの作品は後程1つずつご紹介します。
館内では素足になり、スマホやカメラ以外は全てこのロッカー(無料)に入れていきます。荷物が多くてもロッカーがあると大助かり。
いよいよ入口へ。ここはすでに水が流れています!エレベーターではなく、自力で歩いて上まで登ります。まさか入口に入った途端にこんな光景が広がるとは思っていませんでした。登り切ったところには…写真を撮り忘れてしまったので、ここはお楽しみ!ということにしておきます。
さらに行くと、今度は青く光る通路が出現!素足に気持ち良い素材が複数あるので、現地でぜひ楽しんでください。子ども達は暗い中でまるでお化け屋敷にいるかのような感覚になったのか、私の手をギュッと握ってきました。
作品①:美しいキラキラの点描
1つ目にご紹介するのは、チームラボ豊洲の告知などでもよく見る光景です。キラキラの点描は、点の集合で絵画表現を行ったものだそうです。色や音などが変わり、まるでキラキラ迷路にいるような感覚になります。
キラキラ迷路の中にはこのキラキラを操作できる場所があります。スマートフォンから、自ら選んだモノを投げ込むことで、立体物が生まれ、それらの群によってこの作品空間は創られていくようです。子ども達も喧嘩するくらい夢中になって、この装置を操作していました。
作品②:色とりどりの球体に囲まれる
次は球体だらけの空間。ここは、子ども達が大好きになること間違いなし!自由に浮遊する光の球体によって埋め尽くされており、球体をかき分けて、空間の中に入っていきます。
球体はかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させます。狭い空間の中なので、球体が動くと自分たちも押し出されそうになります。子ども達は球体に突進していき、その衝撃を受けた球体が、また別の人にぶつかってくる…これが子ども達のツボに入り、永遠リピートでした。
その時には気づかなかったのですが、あとでHPを見たら、ここでは球体の色特有の音色を響かせているようです。そのまわりの球体は、近くの球体から、放射状に連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていくということです。
そして、球体の集合のもつれ具合を判断し、風と気圧変化によって、球体は低層で高密度になったり、一斉に高層に上がったりと、空間も自ら空間の形状を変えていくそうです。なんとも賢い!
光だからこそ発色できる曖昧な9色(水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ)と、空間を平面化する3色(青、赤、緑)の計12色の色に変化していくというとても素敵な作品でした。
作品③:水に浸り鯉と戯れる
ここは入る前にスタッフの方から、かなり水が深いのでお気をつけくださいと声をかけられた作品。
みんなで着ていた服を膝までまくり上げて、いざ作品の中へ。写真が少しボケていて見づらいと思いますが、池の中に足を踏み入れたような感覚になります。鯉がこちらへ向かって泳いできて感動!そして鯉は人にぶつかると花になって散っていきます。
3歳のわが子は膝上までズボンをあげましたが、びしょ濡れになりました。
作品④:視覚・嗅覚・聴覚を使って楽しむ花の世界
そして最後の作品は、お花のプラネタリウムのような空間。お花の香もして、この空間ではみな寝転がったりして、まったりできます。
入口で読み込んだQRコードからアプリをダウンロードすると、自分のスマートフォンで蝶を選択しここに投げ込むこともできるそうです。わが家はダウンロードせずに入り、後で後悔。
『花は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて、花を散らせ、枯れて、死んでいく。つまり、花は、誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける』ということを表現しているそうです。その瞬間は、2度と見ることができない貴重な景色ということですね。
アクセス
自転車で来る場合には入口の端に駐輪場があります。その場合には新豊洲駅を目指していただければ、すぐに分かります。
また電車の場合にはベビーカーでもエレベーターがあるので、心配いりません。豊洲駅からも豊洲公園の中を抜けて遊びながら来るのもオススメです。どこも平坦な道のりなので、安心して遊びに行けます。
チームラボプラネッツTOKYO DMMは、当初会期を2020年秋までとしていたのですが、2022年末までに延長決定したそうです!
事前に予約ができ、子連れで行っても並ぶことなく入れるのは嬉しい!チームラボプラネッツTOKYO DMMは、大人が楽しむところという印象でしたが、家族みんなで大興奮し、2周したほどでした。たまにはこういう特別な場所で、五感をフルに使いながら過ごすのもオススメです。
スポットデータ
スポット名 | チームラボプラネッツ TOKYO DMM 豊洲 |
公式情報 | このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ |
住所 | 江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO(map) |
最寄り駅 | ・新豊洲駅より 徒歩1分(ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線) ・豊洲駅、ららぽーと豊洲より 徒歩10分(東京メトロ有楽町線) ・市場前駅、豊洲市場より徒歩5分(ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線) ・都バス停留所 新豊洲駅前、豊洲駅前 ※会場専用の駐車場はありません。 |
営業時間 | 平日、日曜 9:00-21:00 土曜 9:00-22:00 * 最終入場は閉館の1時間前 * 特別延長期間、月により変更あり ※詳細はこちらのリンクをご確認ください。 |
入場料 | ・大人(18歳以上):3,200円 ・大学生・専門学生:2,500円 ・中学生・高校生:2 ,000円 ・小人 (4歳~12歳):300円 ・3歳以下:無料 ・シニア (65歳以上):2,400円 ・障がい者割引:1,600円 |
※2020年8月時点の情報です。