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東雲公園|見守られている安心感と懐かしさ。学校や住宅に囲まれた静かな環境の公園

別名「三角公園」とも呼ばれている「東雲公園(しののめこうえん)」は、幼稚園終わりの子どもや、学校帰りの子どもたちの遊び場としてもにぎやか。公園の中央にある大きな木、公園の周りに建つ集合住宅や小学校は、まるでそこで遊ぶ子どもたちを見守っているかのようで安心感も。
「近所みんなで子どもたちを見守る」という昭和の頃の感覚さえも思い出す、懐かしさを感じる風景の公園です。

学校に囲まれた静かな環境に、大きな三角形の公園が

「東雲公園」は、交通量の多い湾岸道路や晴海通りから脇道に入ったところにあります。公園のすぐそばには、教育施設がたくさん。区立の「ひばり幼稚園」「東雲小学校」「東雲児童館」に、私立の中学校や大学などもあり、静かな環境であることがうかがえます。

公園が三角形をしていることから、子どもたちに「三角公園」と呼ばれているのだとか。現地ではその大きな三角形を実感するのが難しかったので、Google マップで調べてみたところ、確かに三角形!円形ピザを放射線状にカットした時のような形です。

この公園の東側と西側には集合住宅が並んでいて、ベランダから公園を見下ろしている子どもの姿も見かけました。
筆者も小学生の頃は集合住宅に住んでおり、ベランダから見下せる目の前の公園でよく遊んでいたので、その頃の風景を思い出しました。筆者を含め、昭和生まれの方には、どこか懐かしさを感じさせる風景かもしれません。

日当たり良好な公園の中心に、子どもたちを見守るような大木

公園は、緩やかな坂道を上がった高台にあり、加えて南側に高い建物がないため、筆者が訪れた正午頃は日当たりがとても良好でした。この日は風が強くとても寒かったのですが、建物が北風をさえぎってくれた上、南からは太陽の日差しが降り注いでぽっかぽか。思わずひなたぼっこをして体を暖めました。

そんな公園の中心には大きな木が1本、存在感を示しています。園内には同じような高さの木が何本も植えられているのですが、この木の枝の立派さは群を抜いています。昭和の時代なら、木登りに最適な木だったことでしょう!

公園の真ん中で枝を大きく広げて立っている様子は、筆者にとってなんだか、“公園で遊ぶ子だちを温かく見守るお父さん”のような存在に思えました。そこに根を張った木に、妙な安心感を覚えます。

2か所に分かれた遊具エリアは、遊具の種類も豊富

お父さん的存在のこの“木”を取り囲むように、遊具や広場が広がります。

公園の南西側には、ぶらんこと小さな砂場。
ぶらんこは、オーソドックスなものの他にベルトが付いたタイプもあり、小さな子どもでも楽しめそう。ベンチには屋根がついているので、特に日差しの強い夏には助かります。

北側には、さらにたくさんの遊具があります。
うんてい、ジャングルジム、鉄棒、複合遊具など、元気に走り回る小学生くらいの子どもが楽しめそうなものばかり。ここ最近なかなか見かけない、のぼり棒もありました!

こちらのぶらんこは、横並びにたっぷり4人分。
些細なことかもしれないけれど、順番待ちすることなくお友達と並んで漕げるのって、嬉しいんですよね。

遊びたい盛りの子どもが走り回れる広場

小さな子どもを連れていると、予兆もなく「トイレ!」と言われ、慌てて駆け込まなくてはいけないことも。トイレの有無はチェックしておきたいポイントですよね。

園内には男性用・女性用トイレのほかに多機能トイレもあり、おむつ替えのできるスペースも備わっていました。

また公園の南東部には、広場があります。

端から端まで、50mくらいはありそうな広さなので、子どもが思いっきり走り回っても大丈夫。この大きさがあれば、遊びたい盛りの子どもたちにも十分そうです。

 

昼過ぎから夕方にかけて、近くの学校や幼稚園に通う子どもたちの声が賑やかに響く「東雲公園」。他の大きな公園とはひと味違った様子に、筆者は小さな頃に遊んだ公園を思い出し、懐かしさを覚えました。集合住宅の真ん中にあり、近所の人に見守られている安心感。ここなら安心して、子どもに思い切り遊びまわってもらえることでしょう。

(2023年2月訪問)

 

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スポットデータ

スポット名 東雲公園(しののめこうえん)
公式情報 このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ 
住所 江東区東雲2-4-17
主な遊具、設備 ぶらんこ・砂場・鉄棒・複合遊具・のぼり棒 

子連れチェック

トイレ 水道
ベンチ 日かげ
備考  

※2023年3月時点の情報です。

 

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