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築地|地域に広がる支援で笑顔に!子ども発達支援センターゆりのき

子育てに「困った」があれば一度は訪れて欲しい場所「中央区立子ども発達支援センター ゆりのき」。発達障がいでもそうでなくても「無料で」利用できます。じつは私も親子で支援を受け、笑顔が増えました!でこぼこを持つ個性豊かな子どもの発達を無料でサポートしてくれる心強い場所。今回はどんな支援があるのか、簡単に紹介します。

ここは、子どもの発達支援を知る「入口」

子どもに「困った」がある時、まずどうしたらいいか悩みますよね。医療機関を受診する?学校はどうしたら良いの?この先どうしたらいいのか分からない。そんな時に知っていてほしい、子どもの発達支援の入口的な場所。

まずは相談をした上で、必要があれば「子どもに合った発達支援」を無料で提供してくれます。わが家の場合は3歳児健診で紹介されて始めて訪れ、子どもの発達支援について、それまで知らなかった色々なことを知ることができました。
どんな事業があるか?行ってみないと分かりません。
相談も無料なので、まずは訪れてみませんか?

スタートはまず「行ってみよう!」

「子ども発達支援センター ゆりのき」は、東京メトロ日比谷線「築地」駅3番出口より徒歩7分の、保健所などがはいった複合施設の3階にあります。有楽町線「新富町」駅6番出口からは徒歩10分、都バス【東15】や江戸バス南循環4・5でもアクセス可能です。

築地駅から向かう場合、まず中央区保健所の入口があるのですがそこは通り過ぎて、上に「タイムドーム明石」「教育センター」と書かれた入口から入ります。ちなみにタイムドーム明石(中央区立郷土天文館)は、プラネタリウムや郷土資料の常設展示室、区民ギャラリーを併せた施設です。

こちらは中央区保健所の入口。通り過ぎましょう

施設入口はこちら。子ども発達支援センターは建物の3階です

施設利用者のための駐輪場

どんな支援が受けられる?わが家の一例

支援は幼児室という小集団療育から、個別の心理療法など多岐に渡ります。あくまで一例ですが、わが家はこれまで「心理相談」「言語療法」「幼児室」などを利用し、今では「放課後等デイサービス」を利用しています。

参考 こども発達相談中央区立子ども発達支援センター

“育ち”に支援を必要とする親子をサポート

「子ども発達支援センター ゆりのき」は児童福祉法に定める福祉型児童発達支援センターとして、平成30年4月に開設されました。発達障がいのあるなしに関係なく、育ちに支援を必要とする子どもや家族の相談を受け、子どもの育ちに応じて、さまざまな支援を行う地域の療育の拠点です。子どもの発達相談や児童福祉法に定めるさまざまな事業や保健・福祉・教育を繋ぐ「中央区育ちのサポートシステム」の中心的役割をもち、すべての子どもたちののびやかな育ちを応援してくれる、そんな場所です。

中央区「育ちのサポートカルテ」ってなに?

育ちに支援を必要とする子どもたち。そんな子どもに合った支援を早くから受けられ、通園・通学先が替わっても、支援が切れ目なく継続される体制を作り、子どもに関わるそれぞれの機関が、適切な支援方法や課題をしっかり引き継ぎ、共有できるようにするためのツールです。幼稚園・保育園から小学校、小学校から中学校など通園・通学先が替わる、成長の節目をきちんと繋ぐことで、今まで行ってきた支援が引き継がれてゆく。それが「育ちのサポートカルテ」です。

療育を受けるときに役立つ「受給者証」を知っていますか?

受給者証というものがあるのをご存知でしょうか。正式には「通所受給者証」といい、福祉サービスを利用するために自分が住んでいる市区町村から交付される証明書です。

通所受給者証には保護者と児童の住所、氏名、生年月日、サービスの種類、その支給量と期間、負担上限月額(満3歳から5歳の就学前までは現在無料で児童発達支援などが利用できます)などが記載され、障がい者手帳(療育/身体/精神)を持っていない場合でも、受給者証は発行可能です。つまり子どもに困ったがあれば療育手帳を持っていなくても申請できるものになります。

受給者証を利用するサービスとして、就学時以降放課後等デイサービスなどありますが、利用の流れについては子ども発達支援センターゆりのき内にある放課後等デイサービスに分かりやすいものが載っていますので参考にしてみてください。 

参考 ご利用について中央区立子ども発達支援センター放課後等デイサービス

受給者証で受けられるサービス

受給者証を使って受けられるサービスとして、子ども発達支援センターゆりのきでは下記になります。

 

受給者証が無くても受けられるサービスも!

受給者証が無くても受けられるサービスとして、子ども発達支援センターゆりのきでは下記になります。

 

専門相談の“個別療法”も受けられる

こどもの発達相談にある専門相談の個別療法とは子ども発達支援センターの独自事業になります。療法とは治療のしかたのこと。行っている内容については下記の通りです。

 

きょうだい児や多胎児の預かりもしてくれる

子ども発達支援センターゆりのきの支援を受けたい!けれどきょうだいが……なんてことも。子ども発達支援センターゆりのきでは来所時に預かり保育の予約ができます。平日9時から13時まで、生後7ヶ月からの就学前までのきょうだい児や多胎児の預かり保育をしてくれます。ママやパパが一人の子どもだけに集中できるって子どもにとっても嬉しいですよね!

 

子ども発達支援センターの裏は公園になっており、空いた時間には子どもといっしょに遊ぶこともできます。

あかつき公園(保健所側)|ローラー滑り台や噴水で水遊びがとっても魅力的!ピクニックにもぴったり。

子ども発達支援センターゆりのきは親の心配に寄り添ってくれる場所。親子にとっての憩いの場。子どもが生まれれば誰でも新米ママからのスタート!スタートラインは一緒でも子育ての悩みは一人一人違うからこそ、しがらみなく相談できる場所は大切ですね!

 

(2021年4月訪問)

スポットデータ

スポット名 中央区立子ども発達支援センターゆりのき
公式情報 このスポットのオフィシャル(公式)サイトへ 
住所 中央区明石町12-1(中央区保健所等複合施設3階)
電話番号 03-3545-9844
FAX 03-3545-9660
最寄駅 地下鉄東京メトロ日比谷線「築地」駅 3番出口から徒歩7分
東京メトロ有楽町線「新富町」駅 6番出口から徒歩10分
都バス【東15】(東京駅八重洲口⇔深川車庫)「聖路加国際病院」下車から徒歩2分
江戸バス南循環④「あかつき公園」⑤「聖路加国際病院」下車から徒歩3分
営業時間 9:00~17:00
定休日 休日、祝日、年末年始
施設実施事業

こどもの発達相談(心理面接、個別療育(理学療法、作業療法、言語療法)含む)
児童発達支援(幼児室)(注記)
放課後等デイサービス(注記)
保育所等訪問支援(注記)
障害児相談支援
育ちのサポートシステムの推進

(注記)事業を利用する場合は、障害児通所支援の支給決定(受給者証)が必要

子連れチェック

 

トイレ 水飲み場 ×
エレベーター オムツ換えスペース
備考 駐車場、駐輪場あり(身体障がい者用あり)、双子バギーや車椅子で乗れるエレベーターあり

 

※2021年4月時点の情報です。
※上記中央区より許可を得て引用しています。

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