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八丁堀|手作り苺大福は、お餅ふわっふわで苺ずっしり。川沿いの老舗和菓子屋「翠江堂」

隅田川のほとり、中央区新川にある和菓子屋さん「御菓子司 翠江堂(すいこうどう)本店」。この日もふわふわなお餅で包まれた「苺大福」を購入目当てに訪れました。店内に入ると出迎えてくれたのは3代目店主。店名の由来や、一番人気商品「苺大福」についてのこだわりを教えてくれました。

店名は、美しかった隅田川の“色”に由来

「翠江堂」には、創業80年の長い歴史があります。JR京葉線・東京メトロ日比谷線八丁堀駅の近くにある「本店」のほか、「大手町店」「有楽町店」と計3店舗。本店の店先からも近い隅田川は昔、とても綺麗な“緑色”の川だったそうです。川が風に揺られて太陽と空がキラキラ輝き反射した綺麗な緑色。翠江堂」という店名は、そんな綺麗な緑色を意味する「翠」と、江戸と川を意味する「江」から名付けられました。素敵な由来で印象深かったので、帰り道に隅田川沿いを歩いているとき、ふと思い出し「いい景色だな」と改めて思いました。

新川2丁目交差点よりすぐの「翠江堂」(本店)

ショーケースには、色鮮やかな定番和菓子から四季折々の季節限定の和菓子まで美しく並べられています。見ているだけで楽しくてあれもこれも食べたくなってしまい、空腹で訪れたことを後悔しました。

色鮮やかな和菓子が並ぶショーケース

 

一番人気の「苺大福」はお餅からすべて手作り

「翠江堂」の和菓子の中でも不動の一番人気だという「苺大福」は完全手作りで、毎日職人さんの手でお餅から作られているそうです。ふわっふわの食感は「あれ? これはお餅なの?」と思うほどとても柔らかいんです。中のあんこはあっさりとした甘すぎない「こし餡」を使用し、苺はなるべく大きいものを選んでいるそうで、大福を手に持つとなるほどずっしり。「苺大福」は苺の季節だけでなく、1年中販売されているそう。人気商品がいつでも食べられるのは嬉しい限りですよね!

通年販売されている「苺大福」

甘すぎず舌触りの良いこし餡と、甘酸っぱい苺、それらを包むふわっふわのお餅。3つのコラボレーションは相性抜群です◎。わが家全員この「苺大福」の大好きなので、お店に寄った際は必ず1人2個ずつ食べられるよう購入するほどです(笑)。

大きい苺が手に入らない時期には、苺を2個入れることもあるそうです

青梅の甘露煮が入った饅頭「そがの里」もロングセラー

「翠江堂」のもう一つのロングセラー商品は、「そがの里」という白餡のお饅頭(まんじゅう)。店名と同じ、綺麗な翠色です。梅の産地「曽我」が商品名の由来だそうで、中には青梅の甘露煮が丸々1個入っています。甘露煮された梅と白餡の甘さが見事に調和し、とても上品な味わいです!

青梅の甘露煮が入った白餡のお饅頭「そがの里」

甘い和菓子のほか、店内のショーケースの上にはお煎餅も並んでいました。箱詰めされた個包装の和菓子もいくつか種類があり、手土産などにもピッタリ。

ふわふわ生地の「いその月」は子どもに人気

定番和菓子の中に「いその月」という子どもに人気のお菓子がありました。カステラ風のたまご饅頭の中に、こし餡が入っています。皮はふわふわ生地で、小さい子でも食べやすい柔らかさ。一口わが子に分けてもらったのですが、たまご饅頭の風味が子どもの頃を思い出させるような懐かしい優しさで、ほっこりしました!

どこか懐かしい味の「いその月」

「翠江堂」の和菓子は、保存料を一切使わず素材の味を生かして作られているそうです。今回ご紹介した「苺大福」をはじめとする定番和菓子はもちろん、四季折々の和菓子も魅力的なのでぜひチェックしてみてください。可愛くて色とりどり和菓子は、食べるのがもったいないくらいです。また次回訪れたときも、和菓子とお茶で和を感じながらゆっくり味わいたいと思います。

(2021年2月訪問)

 

ショップデータ

店名 御菓子司 翠江堂 本店(おかしつかさ すいこうどう ほんてん)
公式HP オフィシャル(公式)サイトへ
▶︎Twitter
住所・地図 中央区新川2-17-13(map
アクセス 東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」 B4番出口から徒歩5分
JR京葉線「八丁堀駅」 B4番出口から徒歩5分
電話番号 03-3551-5728
営業時間 9時~19時(月曜~金曜)
9時~15時(土曜)
定休日 日曜・祝日 
予約
座席、設備

子連れチェック

ベビーカー おむつ替えスペース × キッズチェア ×
キッズメニュー 食器・カトラリー × フリーWi-Fi ×
備考  

※「ー」は未確認の項目です。
※2021年2月現在の情報です。

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